デートや会議では’座る位置’に気をつけよう
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こんにちは、国武です。
今回は「デートや会議では’座る位置’に気をつけよう」というテーマで,
主にノンバーバルコミュニケーションのお話をしようかなあと思います。よろしくお願いしまーす!
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では本題です。
まずはコミュニケーションに関するものとして「スティンザー効果」を紹介させていただきます。
スティンザー効果とはアメリカの心理学者スティンザーさんが研究のなかで発見した原理原則の一つで、主にビジネスでの会議でよく見られる集団心理です。スティンザーさんが発見した原則は三つ↓
1.正面に座っている人を敵視しがち、反対意見を言いたくなる
2.議長の主導権が強い場合は隣同士の私語が多くなり、弱い場合は向い同士の私語が多くなる
3.ある発言の後には反対意見が出やすい
今回軸となるポイントは1の「正面に座っている人を敵視しがち、反対意見を言いたくなる」であり、じゃあ正面以外はどうなんでしょうか?
・隣に座っている人は物理的距離が近いため心理的距離も近くなりやすい、味方になりやすい
・斜めに座っている人は味方でも敵でもない、中立的な位置にいる。ストレスを与えにくく、親しくなりやすい。
これがざっくり「スティンザー効果」の概要なのですが、要は「位置は人間関係に大きな影響を与える」ということです。
振り返ってみると、自分が高校で初めてできた友達は最初隣に座っていた人で、彼とは3年間ずっと仲良しでした。
気になる女の子は基本隣にいた子でした。今まで一切関わったことないのに、隣にいるだけでかなり意識してました。
先生に対しては、結構イライラしたり敵視しがちだった気がします。めっちゃ好きな先生は10人に1人ぐらいでした。
思い返すと自分の人間関係にもスティンザー効果が反映されているような気がします。隣にいるだけで好きになるとか、正面にいる先生をあまりよく思わないとか…
この効果はかなり地に足のついた実用的な心理効果ですよね。そしてそうであるが故にかなり応用が効きます。そのひとつがタイトルにも書きました’デート’です。
これはよく言われていることですが、デートでご飯に行くときにポイントとなるのはカウンター席です。その理由はもうわかりますよね?隣どうしで座るからです。正面に座るか隣同士で座るか、たったこれだけでその人にお近づきできるか否かが決まります。
また、カウンター席がおすすめなのはこの理由だけではありません。正面に座ると常に目が合う状態なので、例えばいまいち盛り上がっていない場合なかなか目が合わないという状況が生まれます。常に目が合う状態でなかなか目が合わないのはマイナスでしかありません。一方でカウンターは常に目が合わない状況です。なので、なかなか目が合わなくてもデフォルトがそれなのでマイナスにはならず、逆に盛り上がったときに目があってそこでむしろプラスになるのです。
こういったちょっとした心掛けひとつで、人間関係が大きく左右されるのはかなり面白いなあと思いました!
ということで今回は「デートや会議では’座る位置’に気をつけよう」というタイトルで’スティンザー効果’についてお話しさせていただきました。何かのお役に立てれば幸いです、ではまた!
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