コンテンツの再定義
こんにちは、国武凜（くにたけりん）です！
スナックCandy大阪のママをしたり、ピアスブランドLUXER MOON（ルクサームーン）のオーナーをしたりしておりまーす！
▼ラジオ配信もやってるよ！▼
コンテンツとは何か
最近くにたけがハマってる人物、東浩紀さん。
僕は近畿大学生なのですが、最近法学部の先生とランチに行かせていただき、そこで東さんの名前がちょくちょく挙がってました。そこから気になって調べていたのですが、めっちゃ天才でずっと話を聞いてられます。
そんな東さんと落合先生が、最近対談していました。それがこちら
二回にわたる対談の中で上がったトピックの一つに
「ここ20年で、人類はコンテンツに対する認識を間違えたのではないか」
というもの。
これだけ便利になった時代、コンテンツを消費するということが、単に情報を頭に入れることのみ（例えば音楽をストリーミングで聴くとか、ライブ映像をYoutubeで見るとかとか）に限定されているという事実、そしてこの流れに対する危惧、その辺りをお話されています。
この「コンテンツの再定義」は、僕がずっと勉強しているブランディングとも精通するところがあるので、今回はそのお話を
ブランディングとコンテンツ消費
結論から言うとブランディングとは、
「数ある商品・サービスからひとつ選び、それに意味や価値を高めるような改良を加えること」
です。
価値や意味を’つける’ではなく、’高める’と表現したのには理由があります。
そもそも商品・サービスにある程度の価値がなければ、ブランディングは成り立たないからです。
iPhoneのように、スペックにおいて1位じゃなくてもユーザーインターフェースやグラフィックデザインや知覚品質を高めることで世界一のブランドにすることはできますが、スマホ業界最下位のメーカーをどうこうしてブランドにすることは不可能です。
なので、商品・サービスのクオリティがそこそこあるが大前提なので、ブランディングを実践する際はまずそこから考えないといけません。あくまで本質ではないので
さあ、ブランディングが成功した企業をひとつ取り上げて、「コンテンツの再定義」とどうか変わってくるのかご説明いたします。
コーヒー豆。あれは、ただのコーヒー豆です。
しかし、ハワードシュルツと彼に魅了された従業員のもと、丁寧に焙煎され、細部までこだわってデザインされた空間で飲むコーヒーは、別格です。
しかし、もとはただのコーヒー豆で、他のコーヒーショップは100円でも売れないかもしれません。しかし、今回例にあげるコーヒーハウスはshortサイズで350円。それでも喜んで買う顧客（ファン）がたくさんいる。
そのブランドのファンは、コーヒーを飲みたいのはもちろん、「今日はあそこに行こう」とワクワクしながら目覚め、あそこの空間にあった服を着て、電車に乗るか歩いていくか考え、お店につきとても愛想のいい定員さんに自分のこだわりを伝え、丁寧に作っていただき、やっと飲みたかったコーヒーを口にする。それを片手に作業をし、ひと段落したら読書をして、コーヒーを飲み終えたと同時に帰宅する。
スターバックスです。
つまり、スターバックスは「コーヒー」を売っているのではなく、コーヒーを軸においたライフスタイルを提案しているのだと言えます。
コンテンツを消費するとは、現代のそれとは少し違います。
音楽をきくというシーンにおいても、待ちに待ったライブでワクワクしながら電車にのり、カバンにはグッズをたくさん入れて、会場に到着し、見知らぬ何万人と楽しく一つの音楽を消費し、余韻に浸りながら帰る。後日、友達に思い出を話しながらコーヒーを飲む。
ここまでが、「音楽をきく」と言うコンテンツ消費であり、単にspotifyを開いてひとつの音楽をリピートしまくるのは、便利ではあるが従来のコンテンツに比べかなり情報量というか、フローが限定されている。
CDを買うにしてもそう、
服を買うにしてもそう、
動画メディアを消費するにしてもそう。
果たして便利になった現代における「コンテンツ消費2.0」が幸せなことなのか、考えなければいけないなぁと思いつつ。後戻りは絶対できないだろうなぁとも思いつつ…
便利が歯止めを効かなくなりつつある現代で、便利に対する不信感みたいなものが、局所的につのりつつあるように感じます。
その対抗馬として村で暮らしてみたいみたいなニーズがあって、そのあたり今後どう変化していくのかワクワクしますな！！
大阪Candy就任お祝いイベント
すいません最後に告知だけ！
4/14(金)に、ありがたいことに僕の大阪Candyママ就任お祝いイベントを開催します！
当日は珍しい日本酒なども持ってきてくださるということで、ぜひお越しください！
時間は18ー22時です！途中参加、途中退室、大歓迎！来ていただける方は下のリンクからお名前の記入だけよろしくお願いします！
皆様のご参加をお待ちしております！！
ご支援ありがとうございます！！これからも皆様をワクワクさせられるような記事を書いていきます！！