副業組織の拡大方法について考えてみる

こんにちは。Rimo合同会社で代表社員をしている相川です。

今日は日曜なので、今考えている組織に関する設計のまとまってない話を小出しにしつつ、今週の予告をして自分に圧力をかけます。実は今週は展示会に出典するので、今の所続いている毎日書くというタスクを、その間もできるかビクビクしています。

ちなみに、Expoの宣伝もしておきますね。10/27(水)-29(金)まで、幕張メッセでやっている「AI・人工知能EXPO秋」というのにRimoも出店しています。興味ある方はぜひ来てください!


なぜ今組織について考えるか

おかげさまで、Rimo合同会社も今副業40人程度の組織になっているのですが、稼働が週1以下の人が大半なので、ある意味人数8人程度の組織なんですよね。

正直10人以下の会社なんてどういう組織体制でも保たれてしまったりするわけです。自分は会社を無理に大きくすることは別に望んでいないのですが、ユーザー数が増えてきたりすると必然的にサポートなど含め体制を強くすることが必要になりそうです。今日は久しぶりに奥さんとちょっと出かけていたのですが、ユーザーさん側で不具合が起きていたみたいでちょっと困りました。
また、今やってる研究開発でイケている成果が出てしまったりすると、やっぱりこれをしっかり形にして広めたいなぁという欲も出てしまうのも事実です。

ゴール

今年は、副業だけでもある程度のサービスを作って広められることはわかってきたので、正社員の採用も解禁して、それでなお多くの副業も活躍できる組織を目指そうと思っています。

結構、初期の頃は業務委託でやっていたけれど、最終的には全部正社員になる会社もよく聞くので、そうならないようにするためにどういう構造を作ればよいか改めて考えてみたいと思っています。

組織とはどういう役割を満たしていればいいかを分解してみる

エモーショナルな自分のモチベーションになっている部分から、組織が満たすべき構造について考えたことを箇条書きにしてみました。
次回以降でここにあることをまとめたり発展させたりしながら、新しい組織をどう作るか考えを進めていきたいと思います。

・革新的と思われるプロダクトを作ったつもりでいたけれど、当時の自分はどう広げ、どうお金を稼ぐかの部分を考えなくてよいと思っていたので、結果この世に存在しなくなったものがいくつもある。そうなると、それまでに関わってくれていた人すべての時間と労力が無駄になってしまう。

・「はじめてプロダクトを使うユーザーは、そのプロダクトを使ったことがないユーザー」→ だから「いいプロダクトを作るだけではダメで、そのマーケティングや営業は必須
・マーケットが成長していても、その組織の力が成長の上限となってしまう

・一方で組織の力という時点で、組織の内部と外部が明確に分かれている感覚がある。副業とは外部の力を使える手段でもあるので、そんな上限はない可能性がある。
・組織といったときに、社員の力の集合を指すのか、構成メンバーが活躍できる仕組みを指すのか明確に区別が必要なタイミングがありそう。

・「自分エンジニアとしてデザイン力が足りないんでまだ駄目なんですよね」と言ってるフロントエンジニアがいた → いいデザイナー雇えばいいだけだと思った
・データ分析やメール施策がエンジニアの仕事になってるところもある → これもマーケターや専任のデータサイエンティストやコンサル雇えばと思っている
・自分の成果は自分でアピールできないと昇進しないところは、結局データ分析や戦略立案の必要があるので、結局その部分を、他人に任せることができなかったりする
・一方、自分はなんだかんだでデザインとか分析とか戦略立案も苦手でもやってきたから、今自分で会社を作って全体を見れるようになっているのも事実。一長一短あり。個人の指向性に合わせるべきか
評価や成果の証明を誰がするべきかは、本人がするべきとは限らない
・特に新卒の評価は、マネージャーの能力が7割、本人の能力が3割で決まる気がしている。

リードジェネレーション(PR/マーケティング) → ナーチャリング(インサイドセールス) → 獲得(フィールドセールス) → アップセル(カスタマーサクセス)と言ったフローがある
・これがファネル的なフローであるがゆえに、フローのどこが詰まったり欠けたりしても成果がガタ落ちする
・他のこういう流れとしてはAAARRRとか有名。Awareness 認知 / Acquisition 新規ユーザー獲得 / Activation 利用開始 / Retention 継続利用
Referral 紹介 / Revenue 収益化
・実はフローは一本じゃなくてReferralからAwarenessのフローと、Revenueからマーケ費につながってAwarenessにつながるフローなど本当はいくつかに別れてる
・ただこれは、「グロースハック」と言われるハックであり、プロダクト改善のフローが抜けてる。ぱっと思いつくものでも、ヒアリング(ニーズ)から機能追加研究開発(シーズ)から機能追加のフローがある。
採用とそのリファーラルなど組織に関するこういうフローも存在する

マネージャーはいるのか論は常に存在する。マネージャーは一般に階層型組織の上から下へのうまい伝達、下から上への厳選した伝達、評価と給与の決定への関与の3つの仕事がある気がしている
・また、PMまわりは色々理論がある。Project Manager, Product Managerの言葉から始まり内容まで

・エンジニアやインフラ界隈は、アジャイル/スクラムとかマイクロサービス/逆コンウェイの法則とか実は組織論に関わる有効な理論が豊富にある
オープンソースや、オープンソースをお金を払いながら開発する組織も考える上で大きく参考になる
ブロックチェーンも協調無しでお金が運営できる組織になっているので大いに参考になる

参考

グロースハックモデル「AAARRR」について

画像1

つづく

今日はこんな感じになりましたが、たまには、考えているはじめの段階から共有してみるのもいいかと思いました。いかがだったでしょうか?


はたらくを未来に

今後もより良いプロダクト作りに邁進してまいります!よかったらサポートしてください。