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木更津高専専攻科 合格体験記

はじめまして! Rimeです。noteを始めたばかりなので優しい目で見てください(アドバイスなど頂けると飛んで喜びます)。


私は、令和7年度の木更津工業高等専門学校専攻科の環境建設工学専攻に推薦入試で合格しました。
受験背景や面接で聞かれたこと, 私の代から推薦入試に英語(TOEIC)の点数が加味されるようになったので、それら話をしたいと思います。


本題に行く前に、13年分の数学の解答例と解説をこちらで扱っています。良ければ覗いて行ってください。


受験背景

私は、高専に入学してから4年生の最初の方まで「とりあえず大学に編入しよう」というモチベで勉強をコツコツしてきました。
しかし、大学を志望する理由は次のような不純なものばかりでした。(笑)

  • 高専卒より大卒の方が収入が良い

  • 最終学歴が高専卒より大卒の方が良さそう

  • 大学生を体験してみたい

こんな理由で、大学編入を考えていたわけなので当然のように、行きたい大学も特になければ、やりたいことも特にありませんでした。。。

4年時のインターンシップ

私がやりたい事を見つけられたのは、4年生のときのインターンシップでした。私は、大学と企業にそれぞれ1つずつ行きました(具体的な情報は控えさせていただきます)。
やりたい事を見つけるきっかけになったのは、とある大学の研究室にインターンシップに行ったことでした。

研究室訪問

そもそも大学にインターンシップに行こうと考えたのは、大学での研究が想像できずに、進路を決めるうえで知っておいた方がいいと思ったからです。

実際にそこで研究をしている大学院生や一緒にインターンシップに行った先輩の話を聞いたり、実際に課題に取り組んで「楽しい」と感じました。

専攻科のメリット

「研究をしたい!」という思いで進学を決意したわけですが、研究は専攻科でなくても正直どこでもできます。では、なぜ専攻科を選んだかについて話そうと思います。
理由は主に3つあります。

  1. 本科での研究を継続できる。

  2. 早い段階で研究を始められる。

  3. 環境が変わらない。

1つ目についてです。
高専の卒業研究は1年という短いもので、専攻科の特別研究を入れると3年かけて追及することができます。私は、1つのことを追及することが好きだったので研究も長い期間をかけて行いたいと思いました。
2つ目についてです。
専攻科は入学してすぐ研究室に配属(本科と基本的に同じ)されます。しかし、大学に編入すると研究配属まで少し期間が開いてしまいます。この点が、研究をしたい私が大学に編入をしなかった大きな理由です。
3つ目についてです。
本科での研究室で担当の先生も同じな為、環境を変えずに研究を行うことができます。私は、新しい環境に適応することを苦手としているので環境が変わらないという点はとても嬉しいポイントでした。

面接について

まず、面接の形式は面接官3人に対して受験者が1人という形です。
私の受験した環境建設工学専攻では面接官3人の中でも専門の先生が1人,
基礎学系の先生が1人, 人文学系の先生が1人の計3人で時間は10分程度でした。

面接の様子

面接ではどんなことが聞かれるの?

以下に示すのが、実際に私が聞かれた質問です。

  • 志望理由

  • 専攻科で開講されている講義の中で興味のある専門科目

  • 専門分野以外で興味のあるもの

  • 専攻科での研究で身に着けたい知識や技術

  • 専攻科での研究が社会に与える影響

  • (専攻科での研究が社会に与える影響)の深掘り

各々から質問は2つずつされました。

TOEICの影響について

先程も申し上げましたが、私の代から推薦入試による得点が内申点と面接点に加えてTOEICの点数も加わりました。一般入試については英語点として以前からありましたが、それとは点数換算も違うようでした。

TOEICと内申ってどっちが重要なの?

結論から申し上げますと、分かりません。ですが、TOEICの点数が内申と張り合えるぐらいには高いことが推測できます。

その前に、知っておいてほしいことがいくつかあります。

  • 内申点は席次に学年の重みがかかって計算されている。

  • 英語はTOEICと英検のどちらかを出願時に提出できる。

つまり、1年生のときの1位より、4年生のときの1位の方が強いということです。

1年の席次 < 4年の席次

このTOEICの重要性について私の内申や他者との比較によって考えていきます。

TOEIC(英語点)を舐めていると危険!?

私は環境建設工学専攻を志願する人たちの中でダントツにTOEICの点数が低く、3年生ぐらいに受けた実用英検準2級を提出するほうが良いぐらいには低かったです(実際に私はTOEICではなく英検を提出しました)。

私は、学科内の席次が1年から順に7位-3位-3位-2位の通算2位でした。専攻科を受けた人の中で、2,3,4年生で私より上の順位を取っている人が1人しかいませんでした。このことから考えて、重みを考慮しても専攻科を志願した人たちの中で内申が2位であることは変わらなさそうです。

次に、TOEICに関してです。恐ろしいことに、9割の志願者は600点を超えていました。一般入試であれば、100点扱いです(参考程度に私の出した準2級は一般入試では60点換算です)。相当差がついている状態です。

幸いにも私は、合格することができたのですが、他専攻の志願者で私と同じような振れ幅の人が落ちてしまったことを耳にして私はギリギリで合格したことを悟りました。

以上のことから、TOEICの点数はかなり重要視されていると思います。

さいごに

ここまで読んでくださりありがとうございます。また、なにかあったらnoteを書こうと思います。


正直TOEICの点数は5年生の英語の授業振替ができる400点を取っていればいいだろうと思っていました。しかし、実際はそんな甘い世界ではなく、取れるだけ取っておく必要があったと今になって思います。以前の推薦入試では心配する必要のない席次なのに、TOEICが低すぎることが原因で4年間の努力を棒に振るところでした。

私と同じように英語(TOEIC)が苦手で専攻科を受けたいという後輩達に伝えたいことは、「今からTOEICの勉強をしておきましょう。」です。まずは受けてみましょう。TOEICがどんなものなのか知ることは大事です。頑張ってください。



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