シンカリオンCW×福井県 デジタルラリー下調べしていろいろ分かったことをつらつらと【行き方編】

シンカリオン無印のレビューがいつの間にか面倒になり長らく放置していたこのnote…すみません。いい機会なので活用します汗。
半年前には、まさかシンカリオンの新シリーズが始まり、しかもキャラの地元の自治体さんが全面バックアップしてくれるなんて夢にも思わなかったな…夢みたいです。
肝心のストーリーの方も王道あり、今までとは違う展開や人間関係もあり、すごく楽しめるものでとりあえずホッとしてます。

しかも、登場人物の九頭竜リョータ君の地元である福井県がシンカリオンとコラボしていろいろ企画してくれるという吉報まで付いてきました。
正直、今までは大宮鉄博や横川みたいな鉄道博物館的な施設を別にすると、地元の観光協会とか自治体とかのバックアップが弱いジャンルだと思ってたので…本当に嬉しいです。
こういう地元の支援には本当に乗るしかない!と思ってる安いオタクなので、これからデジタルラリーする方(&自分)のためにいろいろ調べることにしました。
少しでも、これから行かれる方の役に立てられれば幸いです。

まずは行き方から。
とりあえず、首都圏からと、中京・関西方面からと両方載せておきます。

首都圏から

とりあえず、
王道:北陸新幹線(長野経由)
新横浜や小田原が近いなら:東海道新幹線+しらさぎ(米原経由)
とにかく安く:高速バス
車持ってて複数人で行く方なら:クルマ

こんな感じになるかと思います。

1.北陸新幹線(長野経由)

東京~福井 2時間51分(かがやき最速便)15,810円(通常期指定席)
間違いなく最速で、しかもE7にも乗れる王道の交通手段ですが、やはりお高めなのは仕方ないところ….


予定が早めに決まったのなら、乗車する1ヶ月前までにえきねっと会員になっておき、1ヶ月前の同日の10時過ぎたら「トクだ値14」を、売り切れる前に速攻で抑えておくのがよろしいかと思います(人気の切符なので土曜午前の便なんかは本当に早い者勝ちです!)。
なんだかんだ言って3割引(東京~福井:10,920円)になるのは相当でかいです。飛行機の早割と違い、予定が合わなくてキャンセルしてもそんなに痛くない(駅での受取前なら手数料320円)のも嬉しいですね。

なお、大宮~福井だと14,720円(トクだ値30だと10,160円)で結構コスパいいので大宮駅にアクセスしやすい地域(武蔵野線沿いや湘南新宿ライン沿い)の方なら大宮から乗った方がいいです。何てったって大宮駅は聖地ですからね!

2.東海道新幹線+しらさぎ(米原経由)

東京~福井 3時間30分~50分 17,020円(通常期)
かつては福井県民の帰省などでメインだったルートです。
米原と敦賀での2回の乗り換え、正規料金だとかなり高くつく料金体系などを考えると、普通に考えればお勧めはできないルートですが、次のような場合は選択肢になってくるかと思います。

・新横浜や小田原にアクセスしやすい地域の方
・嶺南地方(敦賀~小浜周辺)を中心に回り、嶺北地方(福井市周辺)には行かない方

なお、JR西日本ではスマートEX(JR東海の新幹線チケットレスサービス)で米原まで来た方のために「乗継きっぷ」(詳細は→https://tickets.jr-odekake.net/shohindb/view/consumer/tokutoku/detail.html?shnId=124000009)という激安チケットを用意してるんですが…これ、

・JR東海とJR西日本両方のアカウントが必要
・購入の仕方が後述の通りやや分かりづらい
・米原駅でいったん新幹線の改札を出て、たった一台しかないJR西の指定席券売機か、みどりの窓口で紙のきっぷを受け取る作業をわずか10分そこらの乗継時間に終わらせないと、米原からしらさぎに乗れない

という結構クセの強い切符なんで、利用を検討している方は要注意です(これについては京阪神の項目で解説します)。

なお、車を運転できて、ETCカードを持っている方であれば岐阜羽島まで新幹線で来て、駅前でレンタカーを借りるのも一つの手です。名神高速のICが駅のすぐ近くにあって、敦賀までなら1時間程度で行ける立地な上、大手や中小のレンタカー屋がひしめき合ってるのでレンタカーするにはもってこいの場所です。何てったって現地での足が確保できるのはでかい。

3.夜行高速バス

東京駅八重洲南口~福井駅 4,500円~6,000円(中日本ハイウェイバス https://cj-highwaybus.jp/
体力のある方向けです。あと、4列シートと3列シートの差はでかいので必ず確認を。

デジタルラリー対象期間に青春18きっぷが使えないので、これが最安の交通手段になるのは間違いないです。
ただ、地元の京福バスが東京線の運行を取りやめたり、バス業界の人手不足の問題はここにも影を落としつつあります。金曜夜発などの人気の旅程は早めに抑えるのが無難です。
あるいは比較的便数の玉数が多い金沢線で金沢に出て、ついでにツラヌキ君の地元を巡礼してから福井入りする手もありますね。

4.クルマ

東名+北陸道、関越+上信越道+北陸道、東名+東海北陸道、いろんなルートが取れますね。それなりに距離あるので休憩はしっかりと。

中京方面から

まず、車持ってる方や、人数揃えられる方ならどう考えても車利用一択ですね(シンカリ沼住民にあるまじき発言ですが…)。
王道の米原経由や、白鳥→九頭竜湖経由のほか、最近国道417号の冠山トンネルが開通したので、ルートの選択肢が増えました。(冠山峠道路の実走経験は無いので、XとかGoogle先生で先達を探していただけたら)

公共交通機関で行く場合、安く行きたいなら敦賀までJR+ハピラインの乗継で行くか、人気で予約が取れないと噂の高速バス名古屋~福井便で行くことになるかと。
敦賀でのしらさぎ+新幹線の乗継の場合は名古屋~福井間のネット割引(WEB早特7)が5,690円と、正直乗り換えの手間のわりにコスパがイマイチです。それでもE7に乗るのにこだわる方はお好みで。

京阪神方面から

王道:サンダーバード+新幹線
ネット予約の手間を惜しまないなら:東海道新幹線+しらさぎ+新幹線
とにかく安く行きたい:新快速+ハピライン
車持ってて複数人で行く方なら:クルマ
こんな感じになるかと思います。

1.サンダーバード+新幹線

大阪~敦賀~福井 1時間50分程度 7,290円
新幹線開通で料金体系が変わり、敦賀の乗り換えの手間の割に直通時代とほとんど所要時間が変わらない上に値上がり…という踏んだり蹴ったりの状況です。
とりあえず、早めに予定が決まった場合はWEB早特14(大阪~福井 5,740円)を抑えておくのは必須ですね。

2.東海道新幹線+しらさぎ+新幹線

新大阪~米原~敦賀~福井 2時間20分程度 4,680円(EX早特1+乗継きっぷ利用)
乗継の手間が2回発生するので、普通に考えれば取らないルートなんですが、先述の「スマートEXで米原まで新幹線に乗ってきた人専用の乗継きっぷ」が使える場合、相当コスパがいいルートになります。特に京都からだとこれ一択でいいんじゃね?とすら思えます。
手順としては以下の通り多少複雑になりますが、その価値はあります。
(JR東海のスマートEXの会員登録と、JR西日本のWESTER会員の登録を事前に済ませておきましょう)

①スマートEXのアプリに乗車1日前までにアクセスし、新大阪(京都)~米原の自由席を「EX早特1」(GWなどの繁忙期は対象外)で予約する。
②手持ちのSuicaやICOCAと予約情報を紐付ける。
③スマートEXのアプリから予約したルートの情報を照会し、「EX旅先予約」に進む
④ホテルの検索画面の下に「米原乗継きっぷ 米原⇔北陸方面」のアイコンが表示されるので、それをクリックする
⑤JR西日本の予約サイトに進むので、経路を検索したのちWESTER会員のIDでログインし、米原から先の列車を予約する
⑥当日になったら、新大阪・京都などのJR西日本の駅に設置してある指定席券売機(東海の機械では×)で予約したきっぷを紙で受け取る。※米原駅で受け取ろうと考えないこと!
⑦スマートEXの予約情報が紐付けされたSuicaやICOCAで米原まで新幹線で行き、いったん改札の外に出てから⑥で受け取ったきっぷで在来線側改札に再入場し「しらさぎ」に乗る。


予約情報の照会画面に「EX旅先予約」のアイコンが出てくるのでそれをポチる。
ちょっと目立たないですがアイコンがこんな感じで出てきます。

とまあ、こんな感じで慣れるまでは大変かもしれませんが、使いこなせれば相当使えるきっぷであるのは間違いないです。
あと、米原~越前たけふ以北のきっぷの場合、敦賀駅での途中下車ができないので、敦賀での聖地巡りとか銀河鉄道999のオブジェ巡りとかしたい方は米原~敦賀の乗継きっぷと敦賀以北のきっぷは別個に買う必要があります。そこも注意ですね。

3.新快速+ハピライン

大阪~福井 3~3.5時間程度 3,450円
車両のファシリティは仕方ないとして、所要時間は特急利用とそんなに変わらないな…という印象ですね。すいてる時間なら十分現実的な選択肢になります。
ただ、特急新幹線利用が先述の通りあれだけ高額になったので、今まで特急を使ってた人がこちらに流れて混雑しないだろうかというのは心配ではあります。

4.クルマ

快適な名神+北陸道経由、距離が短く高速料金節約できる161号経由、お好きな方で。
161号経由の場合、高速化されていない白髭神社(琵琶湖に鳥居が浮かぶ神社)近辺は時間帯によってはかなり渋滞に巻き込まれるのでその点は要注意です。

こんな感じで思ったより文章のボリュームが増えてしまいました(汗)。
今後現地での観光とかデジタルラリーの攻略法とか、その辺も順次アップしていきたいと思います。

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