見出し画像

【資格勉強#07】新人SEが2ヶ月で証券外務員一種に合格したときの話#証券外務員一種


こんにちは。リーマン日記のコイキングです。

今回は、私が社会人1年目のときに「証券外務員一種」に合格したときの話をしようと思います。

株に興味がある方や証券会社や金融機関に務めている方に向けて、資格勉強の支えになれれば幸いです。

早速、証券外務員一種の概要から参りましょう。

証券外務員一種とは


 証券外務員一種についての詳細情報は以下の通りです。

 《証券外務員一種の詳細情報》

 ・試験名:証券外務員一種
 ・受験料:9,880円(税込)

 ・出題範囲:金融商品取引法〜特定デリバティブ取引など

 ・試験時間:160分

 ・合格ライン:7割以上
(440点中308点以上)
 ・合格率:40〜60%前後

 ・試験実施日:原則として月曜日から金曜日(祝日、年末年始は除く)
 ・出題形式:○×方式70問、5肢選択方式30問

資格勉強を始めたきっかけ

  資格取得が必須ではなかった私が資格勉強を始めたきっかけは、自分がポンコツだったためです。
 (勤めている会社が金融系ではなかったため、資格取得が必須になっていませんでした。)

 人から言われたことが何もできない。
 人より覚えが悪く、仕事を終わらせるのも遅い。
 自分はもちろん、上司や他の先輩からもポンコツだと思われていたと思います。

 「何のためにここにいるんだろう。」と、
 自分の存在意義が分からないような毎日を過ごしていました。

 そんな私にも、転機が訪れました。
 仕事について上司に相談したときでした。

 「できることを増やすこと。

 上司からのアドバイスはシンプルで分かりやすいものでした。

 ドラマのように、いきなり全部ができるようにならない。
 でも、「自分ができることを少しずつ増やしたい。資格勉強を通して自信を付けたい。」

 ここから、私の資格勉強が始まりました。

《受験までの流れ》

 1.情報収集する

 2.試験の申込みをする

 3.参考書を購入する

 4.勉強する

 5.受験する

1.情報収集する

 まずは、試験について全く知らなかったため、情報収集から始めました。
 情報収集する際に意識したことは、以下2つです。

 ①二種との違いについて
  日本証券業協会が公開している情報や他の方のnoteを参考に、証券外務員二種との違いについて情報を集めました。

  情報を集めていく中で「出題形式は変わらない」「試験範囲は広がるが、そこまで変わらない」など、自分にとって有益な情報を調べました。

 ②勉強方法

  先ほどと同様、他の方のnoteを参考に、勉強方法について情報収集しました。

  たくさんの方が証券外務員一種の勉強方法について発信して下さっているので、何か共通点があるのではないかと考えて調べていました。

2.試験の申込みをする
 試験は日本証券業協会ではなく、プロメトリック社(CBTなどテスト実施を中心に行なっているアメリカの会社)によって実施されています。


 そのため、証券外務員一種を受験するためには、プロメトリック社への登録が必要になるので注意しましょう。

 ↓証券外務員一種を受験申請したい方はこちらから登録や申込みができます。

 http://pf.prometric-jp.com/testlist/jsda/jp/

参考書を購入する

 参考書を選ぶ際にどれを選べばいいか迷う方も多いと思います。

 そこで、私が参考書を購入する際に意識したことについて、以下2つ紹介します。

 ①自分の容量に適切か

  参考書は、参考書の厚さ読みやすさで購入しました。

  理由は、参考書の厚さが自分の容量(キャパ)を超えていると、勉強のモチベが上がらないためです。笑

  参考書が厚ければ厚いほど中身も厚いと思いますが、その分勉強への心理的ハードルも上がると思っていたため、自分の容量に合った参考書を選ぶようにしました。

 ②問題中心か

  問題を繰り返し解けるような参考書を購入しました。

  理由は、人間の脳は使わない記憶(読んだり見たりしたもの)は削除するようにできているためです。

  人間の記憶は日々更新されていくため、あっと言う間に覚えたことを忘れてしまいます。
  一方、アウトプットしたことはそう簡単に忘れません。

  そのため、実際に書いたりするなどアウトプット中心の勉強できる参考書を購入しました。

 以上の理由から、参考書の厚さが丁度良く、中身が問題中心で構成されているものを購入しました。笑

【購入テキスト】

うかる! 証券外務員一種 必修問題集 2021-2022年版
2020-2021年試験をあてる TACスーパー予想 証券外務員一種


4.勉強する

 証券外務員は「PER」や「板寄せ」など勉強を始めたばかりの方は抵抗感をあるような専門単語が頻出します。
 そこで、私が勉強をする際に意識したことについて、以下2つ紹介します。

①分からない専門用語を減らす
 先ほど述べた通り、証券外務員の試験では自分が今まで聞いたことないような専門用語がたくさん出てきます。
 そのため、分からない専門用語を減らすことが点数の向上に繋がると考えました。
 具体的には、「問題集の中で用語の意味が解説されていない」もしくは「解説されているけど参考書だけでは理解が難しい」ものは、参考書とは違う媒体(インターネットなど)で調べ、自分の理解しやすい形でノートにまとめることによって、分からない専門用語を減らしました。

 ①問題を繰り返し解く

  問題を繰り返し解きます。理由は、2つあります。

  1つ目は、記憶を定着させるためです。


  2つ目は、頭の中が整理されるためです。

  なかなか分からない文章があったとき、頭の中で考えるだけでは前に進むことができません。

  実際に文章を書く(または問題を解くこと)で、自分が分からない箇所を特定することができます。

  アウトプットは、自分自身の理解を深めるための有効な手段だと思います。

5.受験する

 試験当日の携帯品は以下の通りです。

 会場での貸し出しは行っていないため、忘れ物に注意して臨みましょう。

  《試験当日の携帯品》

 1.確認証(申し込み時に発行)
 2.身分証明書

 3.Prometric IDカード(初めて受験される方は当日会場にて発行)


終わりに

 本記事は、証券会社や金融機関に勤めている方に向けて書きました。

 資格取得が必須になっている会社が多く、会社や上司から重圧を感じている方も多いと思いますが、
 この記事を読まれた皆様にとって、資格勉強の支えになれれば幸いです。

いいなと思ったら応援しよう!