スーパーは「思惑」の場所、だから好き
21歳の今も、私は母の買い出しに必ず同伴する。
これは、腰痛持ちの母に代わって「重い荷物を家まで運ぶ」という重要なミッションを遂行するためなのだ。
が、本当にそうなのだろうか。
もちろんそれもそうなのだが、実のところ、私はスーパーが大好きなのである。
野菜にお魚お肉、心躍るお菓子売り場や大好きなベーカリーコーナー、生活必需品まで。
各社メーカーの想い詰まった商品があらゆる棚で所狭しと熾烈な争いを繰り広げている。私はそんな商品たちの争いを見るのが好きなのだ。
なぜ、こ