我が家の保活記録②

前回のnoteは妊娠中のエピソードでした。

令和3年3月、一番不安に思っていた『無事に産む』を達成でき、私は1人の男の子の母親となりました。
その後も体が回復するまでの約1ヶ月間は保活について意識して考えないようにしていました。

noteをまとめながら気付いたのですが、この行動を不安なく継続できたのは、夫の言葉や支えももちろんですが
「あんりちゃんは何もしてないんじゃなくて、『何もしない』をやってるんだよ」
という、色々辛かった時期に友人にもらった言葉が心の中にあったからだったと思っています。
妊娠中と産後1ヶ月間の私は、保活をしなかったのではなく、『保活のことは意識して考えない』という保活をしたのです。

4月下旬、担当保健師の訪問がありました。
入園の為に必要な書類は、本来ならば自ら区役所に足を運んで手に入れるようなのですが、
保健師は、この時にそれを持参しており
妊娠中の初訪問時と同じように、保活についてのあれこれを丁寧に説明して頂きました。
それは、担当保健師が親切な方だから、それが彼女の仕事だから、ということよりも
我が家が産後すぐ保活を行う可能性があることを伝えていたからだと思います。
保育園に通うことは義務ではありませんから。

この時、やっぱり役所の人を頼るべきなんだ、と思いました。
やっぱり、というのは、友人が以前言っていた言葉を受けての感想です。
冒頭の『何もしないをやってる』と言ったのとは別の友人です。
保活激戦区に住んでおり、保活に苦労した彼女が、いつだったか
「とにかく役所に行って色々聞いた、それしかなかった」
と言ったことがありました。
私が妊娠する何年も前の言葉なので細かな内容は覚えていません。
エピソードを語るでもなく、アドバイスでもなく、さらりと口にした言葉でした。
なのに、妙に記憶に残っていました。
私が保活を行う上で、一番影響のあった、指針となった言葉です。

そもそも、前回のnoteで担当の保健師に保活について尋ねたのも、この友人の言葉が心に残っていたからでした。
保活に必要なのは、自ら行動し理解すること、その為に役所の人に適切に頼ること。
少なくとも、私と彼女はそう認識して行動しました。

何が言いたいかと言うと、他人の保活の話、アドバイスは、我が子の保活の参考にはなりません。
できないんです、土台が違うんですから。
万が一、このnoteを保活の参考にしようと思って読んでいる方がいるのなら今すぐに止めて頂きたいです。
これは体験談です。
暇つぶしになるとか、私の他愛もない保活記録に興味があるいうことならば、お読み頂ければと思います。

同じ保育園、同じクラスに申し込んで、そこに入れる子と落ちる子がいます。
それは一体、どのように決められているのか。
詳しいこと・確実なことは調べて頂きたいのですが、私の拙い言葉でざっとしたことを書きますと
ある点数を元に、お住まいの地域のお役所が決めます。
保護者の就労状況(夫婦共に就労中か、月何時間労働か、求職中か、就学中か、等)に応じて設けられている点数です。
それに、育休明け、希望する保育園に兄弟が通っている、等が追加の点数になります。
この合計点数の高い人ほど希望の園をスムーズに利用することができるのです。
そして、点数の内容は自治体ごとに異なります。
例えば、認可外保育園利用中が加点になる自治体とならない自治体があります。
私の住んでいる自治体は現時点では後者です。
この先は加点の対象になるかも知れないし、ならないかもしれません。
さて、私と同じ自治体で、我が家と同じ就労状況で、子どもの月齢が同じで、希望する園も時期も同じで…それ全部当てはまる人は何人いるでしょうか?
そう考えた時『他人の保活の話、アドバイスは、我が子の保活を行う上での参考にはならない、できない』という私の考えを理解して頂けるのではないかと思います。

長くなってしまったので一旦ここまでとします。
次回は、区役所に電話をかけた時のことを書きたいと思います。

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