我が家の保活記録⑤

前々回のnoteでは、見学を行う保育園が3ヶ所に絞られた所まで書きました。

Ⓐ待機人数0人の園(家から遠め)(私立)
Ⓑ待機人数0人の園(家から近め)(公立)
Ⓒ空きが二枠ある園(家から遠め)(私立) 

私が保活に向けて行動できる体力を回復できた頃、県内では緊急事態宣言が出されていました。
コロナは様々なことに影響を及ぼしていますが、保活においても大きな影響がありました。
ⒶⒷⒸどの園も、感染対策の一環としてこのような制限がありました。
●緊急事態宣言中の見学はNG
※Ⓑに関してはまん延防止等重点措置中の見学もNG
●見学できる大人は1名
●園内の見学NG

電話や見学、書類作成など、保活に関することは夫婦共同でも夫主体でもなく、私がメインで行うことにしました。
仕事をしていない私の方が時間の融通が効くから、ということも理由の1つではありましたが、
見学できる日数が限られているのに、夫の仕事に合わせて更にそのチャンスを減らすのは現実的な選択ではありません。
そして、見学者が1名でなければいけない中、3ヶ所しかない見学先に夫婦が分担して行くより、1人が同じ目で見た方が比較がしやすいと思ったこと。
何より私自身が、何か、予定のある生活を送りたかったのです。

見学申込電話のかけ方、見学の時に見る・聞くポイントなど、保活の具体的なノウハウはSNSなどで事前に検索し、紙にまとめてありました。
『園の見学を希望しております、道永と申します…』
というようなカンニングペーパーを片手に、保育園に見学の電話をかけました。
お昼寝の時間にかけるべきだという多数の意見を採用し13時半頃から
Ⓒ→Ⓑ→Ⓐ→家から一番近い保育園、と、入園可能性の高い順に。

noteをまとめる為に振り返って、改めて、この頃の精神状態は脆かったと感じました。
1ヶ所電話が終わるごとに放心したり落ち込んだりして数分ロスタイムを発生させてしまい、
お昼寝の時間内に4件の電話をかけ終えることができなかったのです。
なので、最後の1ヶ所は日を改めてかけました。
数分のロスタイムの間は、ダメかもしれない、断られるかも知れない、さっきの電話を取った人の声が冷たかったような気がする、
など次々浮かぶ妄想に囚われていました。
そんなことをウダウダ考えている暇は無いんですけどね。

まん延防止等重点措置中も見学予約ができなかったⒷの見学日が決まらないまま、ⒶとⒸの見学日が決まりました。
もし我が家が入園の為の最短ルートを目指す場合、ⒶとⒸの見学後すぐ書類を提出することになります。
そしてⒶとⒸの結果を待つ間に、Ⓑの見学を行ってⒷの名前を追加して書類を再提出。
Ⓑの見学や書類提出を終える前にⒶとⒸのどちらかに決まれば、8月から保育園デビュー。
決まらなくても書類再提出しておけば3つの内のどれかに決まるのを待つことになり
それでもどこにも決まらないまま10月になれば、来年度四月入園の為の手続きを行う…という流れです。
 
これに関して、令和3年6月、夫婦会議を開きました。
●人の多い区役所へ行く回数はなるべく抑えたい。
●せめて首が座るまでは夫婦二人だけの責任で育てたい。
●まん防が何ヶ月も続くとは考え難い。
という理由で最短ルートは断念。3ヶ所見学を終えてから書類提出することにしました。
全体的なほとんど流れは変わりませんが、区役所に行ったり、見学に行く回数を抑えることができます。

しかし本当にまん防は解除されるのか?されたとしてⒷが見学を受け入れてくれるのか?
先の見通しが立たず何となく落ち着かず、不安な日々ではありました。
そうして、1ヶ所目の見学の日がやってきました。

続きは次回。

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