「糖尿病性腎臓病」 治療薬開発に取り組む東北大学・菅原明教授/クラウドファンディングをスタート
東北大学大学院医学系研究科の内分泌学分野の菅原明教授からクラウドファンディングに関するご連絡をいただき、協力のお願いがありましたので、ご紹介させていただきます。
菅原明教授とは、以前私が東北大学の「スマート・エイジング・カレッジ」で事務局をしていた際に講演をお願いし、その後もご縁が続いていました。今回久しぶりに教授からご連絡をいただきましたが、その内容は「糖尿病性腎臓病の治療薬を開発するためにクラウドファンディングを始めたので、ぜひ広めてほしい」とのことでした。
詳しい内容やクラウドファンディングのURLからご確認ください。
興味のある方はぜひご覧ください。ご協力が可能な方はぜひ力を貸していただけると嬉しいです。
さて、このクラウドファンディングの話題に入る前に、糖尿病が高齢社会に与える影響について少しお話しします。
糖尿病は、介護が必要になる基礎疾患の一つとして、多くの方がその重要性を認識しています。
例えば、糖尿病は認知症のリスクを高めたり、他の介護が必要になる原因を引き起こすことがあります。
日本では、糖尿病患者が予備軍を含めると2000万人以上いると言われており、その中でも「糖尿病性腎臓病」は、進行すると透析治療が必要になる深刻な合併症です。
菅原先生のプロジェクトでは、この糖尿病性腎臓病を食い止めるための新しい治療薬の開発が進められています。現在の治療薬では十分な効果が得られないため、先生のチームは新たなアプローチに挑戦しています。このような研究を進めるためには、公的な研究費だけでなく、クラウドファンディングのようなサポートが必要とされています。
特に高齢者施設で働く方々にとって、糖尿病患者の対応は大変な課題です。インスリン注射や人工透析が必要な方々を受け入れることが難しく、施設では十分な医療行為を提供できない現状があります。
そのため、新しい治療薬が開発されれば、介護施設での受け入れがよりスムーズになり、糖尿病患者の高齢期のQOL向上につながるかもしれません。
このように、菅原教授の研究は、糖尿病患者を介護する現場にも大きな影響を与える可能性があります。
現在、このプロジェクトはクラウドファンディングを通じて支援を呼びかけています。ぜひこのブログを読んでいただいた皆さんも、糖尿病と介護の関係について考えてみてください。
最後に、教授とのやりとりの中で、糖尿病の問題は日本だけでなく、アジア諸国でも大きな課題解決に貢献できると思いました。
インドネシアやベトナムなどでも糖尿病患者が増えており、これからの高齢社会においてこの問題への対応がますます重要になってくるでしょう。
菅原教授の研究が、アジア全体の高齢者に対しても貢献できる可能性があることを強く感じました。
今後、このような研究がさらに進展することを願っています。そして、私たちができることは、情報を広め、多くの方にこのプロジェクトを知ってもらうことだと思います。
ぜひ皆さんもシェアしていただき、未来に向けた大切な一歩を一緒に支えていただければ幸いです。
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介護にとっても重要な糖尿病性腎臓病の治療薬開発
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