見出し画像

Embracing Agingライブ023ハワイ+024日本

自分を抱きしめるようにエイジングをしたい〜Embracing Aging
海外に暮らす日本人と高齢期の生き方を考えるライブを開催します。

居住環境は高齢期に大きな影響を与えます。
ハワイでシニア住宅認定デザイナーをしているルイス玲子さんから
ハワイと日本の生活文化の違い
今回は「居住環境」についてお聞きします。


■◆■━━━━━━━━━━━━━━━━━
Embracing Aging Live
───────────────────■◆■
〔開催日〕
【ハワイタイム】2月23日(金)PM13時-14時
【日本タイム】 2月24日(土)AM8時-9時
※時差にご注意ください

〔参加費〕無料

〔テーマ〕
ハワイと日本の生活文化の違い
ーWell-Being 居住環境ー

〔語り手〕
Lewis玲子さん
ハワイホノルル在住
母親と同居中
アメリカ合衆国公認インテリアデザイナー
シニア住宅認定デザイナー
Ventus Design

(聞き手)
小川 利久
日本東京都在住
Kaigo戦略クリエイター
(株)エイジング・サポート代表


ハワイにおけるWell-beingに基づく高齢者の住まい


快適で健康的な生活を支える住環境の提供が重要視されています。具体的には、次のような特徴が考慮されることが多いです。

  1. 安全性: 転倒防止のための手すりの設置、床の滑りにくい材質の使用、照明の良いことなど、安全に過ごせる住環境の整備。

  2. アクセシビリティ: 高齢者が自立して生活できるように、バリアフリー設計が重要です。例えば、段差のない設計、エレベーターの設置、広い通路などが挙げられます。

  3. コミュニティとのつながり: 社会との繋がりを保ち、孤立感を減らすために、地域コミュニティとの交流を促進する施設やプログラムの提供。

  4. 健康とウェルビーイングの促進: 定期的な健康チェック、運動プログラム、栄養バランスの取れた食事の提供など、高齢者の健康をサポートするサービスの整備。

  5. 自然との調和: ハワイでは、自然環境との調和を重視した住まいづくりが好まれます。たとえば、自然光をたっぷりと取り入れる設計、緑豊かな庭、海や山などの自然景観へのアクセスなどが考慮されます。

ハワイのようなリゾート地では、これらの要素を取り入れた高齢者向けの住まいが人気を集めており、高齢者が健康で活動的な生活を送るためのサポートが充実しています。また、ハワイ特有の文化や自然を生かした活動が提供されることも、高齢者のWellbeingに寄与しています。

ハワイにおけるWellbeingに基づいた高齢者の住まいについては、特定のアメリカ合衆国の制度に直接言及したものではありません。
アメリカ全体で見られる高齢者ケアと住環境に関する一般的なアプローチや考え方に基づいています。
アメリカでは、高齢者の生活の質を向上させるための様々なプログラムや施設が存在し、それらは連邦政府、州政府、地方自治体、非営利団体、民間企業によって提供されています。

ハワイはアメリカの法律や規制の枠組みの中で高齢者向けのサービスが展開されています。
例えば、高齢者向けの住宅支援プログラム、健康ケアサービス、コミュニティに基づく活動などは、連邦レベルのプログラムや州独自のイニシアティブによってサポートされている場合が多いです。

  • メディケアメディケイドといった連邦政府のプログラムは、高齢者や障害を持つ人々の健康ケアサービスを支援しています。

  • エイジング・イン・プレイスというコンセプトは、高齢者ができる限り自宅やコミュニティ内で自立した生活を続けられるよう支援するアメリカのアプローチの一例です。

  • シニアコミュニティアシステッドリビング施設など、さまざまな住宅オプションが高齢者のニーズに応じて提供されています。

これらのサービスや施設は、高齢者が健康で充実した生活を送るためのものであり、ハワイ州でも利用可能です。ハワイ独自の文化的背景や自然環境を活かしたアプローチが、これらのアメリカの制度やプログラムに取り入れられていることもあります。

日本のWell-beingに基づいた住環境の考え方

高齢者や障がいを持つ人々、さらには一般の住民の健康と幸福を重視した住宅設計やコミュニティ開発が行われています。このアプローチは、住民の身体的、精神的、社会的な健康を促進するために、安全性、利便性、快適性、アクセシビリティ、そして地域社会との繋がりを重視します。

具体的な取り組み

  1. バリアフリー設計: 日本では高齢者や障がいを持つ人のために、住宅内外のバリアフリー化が進められています。これには、手すりの設置、段差の解消、広い廊下やドアの採用などが含まれます。

  2. ユニバーサルデザイン: 誰もが使いやすい設計を目指し、年齢や障がいの有無に関わらず、すべての人が快適に生活できる住環境の実現を目指しています。

  3. コンパクトシティ: 生活必需品やサービスへのアクセスを容易にするため、住宅、商業施設、医療機関などを近接させた都市開発が行われています。これにより、高齢者も含めたすべての住民が便利で活力ある生活を送ることができます。

  4. コミュニティの活性化とサポートネットワーク: 地域コミュニティを重視し、高齢者が地域社会に参加しやすい環境を作ることで、孤立感を減らし、社会参加を促進しています。

  5. エコフレンドリーな住環境: 環境に優しい建材の使用や、省エネルギー設計を取り入れることで、持続可能な社会の実現にも貢献しています。

  6. スマートハウス: ICT(情報通信技術)を活用した住宅で、高齢者が自宅で安心して生活できるように、健康管理や安全対策を支援するシステムが導入されています。

日本のように高齢化社会が進む中で
Well-beingに基づいた住環境の考え方はますます重要になってきています。
地方自治体や民間企業、NPOなどが連携して、高齢者だけでなくすべての世代が支え合い、共に暮らせる環境を整備している例が増えています。



〔ライブのご視聴方法〕
Facebookページ+YouTube+X(Twitter)
同時配信ライブです。

※参加申し込み手続きは不要です。

時間になりましたら
以下のどちらかのURLを
クリックしてご視聴ください。

Facebook/ Embracing Aging

https://www.facebook.com/embracingaging/



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?