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2024年10月13日。バッタ会in多摩川(バッタ捕獲編)

念願のバッタ会。文字通りバッタを採ってその場で食べる、なかなかフォンキーなイベントです。

昆虫食界隈では夏のセミ会、そして秋のバッタ会がメジャーな採って食べる系のイベントとして親しまれており、私は昨年セミ会を体験、その後主催。そして今年もセミ会を開催しましたが、参加者としてイベントに出たいーーと思っていたところ、某昆虫食NWの若頭こと“さすがさん”にお誘い頂きました。

トノサマバッタの身体能力ハンパないっす

正直言ってバッタ会と言うか、バッタ、特にトノサマバッタを舐めてました。

結論から言うと惨敗です。

大人が一時間本気で頑張って採れたトノサマバッタ、たった1匹。(あとトンボ採れたヨ)
子供時代バッタなんていくらでも捕まえたし、オッサンになった今も視力はまあまあ良いし、衰えたとはいえ体も同年代の中じゃ動く方と思っていたけど…

そういうことじゃない。

無理。

バッタを見つけて近づくと、射程外なのに察知されて奴らは跳ぶ。しかもその跳ぶがえげつない。ジャンプ力がある上に、翅まで使って飛ぶからひとっ飛びで2~30メートル軽く行きます。
しかも腰の高さくらいの草の中を。

10分くらいで気が付いたことは、

これ、無理じゃね???

ただ、この日はこの場に息子を連れてきたんです。
人として心は折られても、父としてなんとか立ち上がり結果を残さないとイケないんです!!

父の威厳なんて元々微塵もないけれど、これは己のちっぽけプライドをかけて、そしてお店の看板を背負った人間としてなんとか採ってやるーーー!!

と思っていたところ、幸運にも目の前にフライングバッタ!!

そして網を一振り。

バッタゲーーット!!!

もうね、これで安心した。成仏した。
満たされちゃいました。
と言うわけで虎の子の1匹。満足です。
後はほったらかし気味な息子ちゃんとサポートを。

と思ったら、小学生の息子ちゃん、普通にトノサマバッタやショウリョウバッタ、イナゴにモンシロチョウ?も採ってました。 

すげぇな、父ちゃん完敗だよ。

そんなわけで、楽しくバッタ採り。
やってて思ったのは、バッタ採りたいなら着地点にいち早く辿り着き、網を下ろすの繰り返し。フィジカル的にはその動作。
大事なのは足で距離を詰める機動力と、正確に網に収めるテクニック。後はバッタ動きのタイミングを読む、知ること。
他にもいろいろあると思いますが、次やるならその辺りを意識してみようと思います。

参加者の方で経験豊富なプロの方は10匹前後は採れた様なので、これは体力に加えて経験値も必要と思われます。来年是非ともリベンジで!!

というわけでお待ちかねのバーベキュータイムは……後半へ

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