冬季練習トレーニング報告(後編)・社会人2年目シーズンイン
こんにちは。飯島です。
1年はあっという間なもので、4月を迎え、社会人2年目がスタートしました。
阿見アスリートクラブに所属しながら、TWOLAPSというチームでトレーニングをさせてもらい、日本トップ選手の「当たり前の高さ」、さまざまな分野でエリートの方々の「極める深さ」を痛感しました。
しかし、その環境の中で自分自身の意識も成長することができたと感じています。
競技2年目は、さまざまな取り組みはもちろんですが、まずは競技者として結果に貪欲に精進して参ります。
今シーズンもよろしくお願いいたします。
さて前回のnoteで1月までの冬季練習の練習報告をさせていただきましたが、今回はその続きです。2月〜の練習について紹介していきたいと思います。また、最後にはシーズンインと目標についても書いているので、ぜひ最後までご覧ください。
【2月の目的】
400/64秒ではめた動きを400/60秒で再現する
2月に入るまでは、ほぼほぼレースペースの練習は行っていませんでした。今年の冬季は動きを変えることも行っており、スローなペースでのフォームはかなりうまく作ることができたと感じています。しかし、1500は64秒では走りません。レースペースは400を58秒ほど。まずはその第一段階として、400を60秒まで落とし込むことを第一目標としました。
【感想】
やりたい動きでこの4秒をあげることがとても難しかった、、、。
週に一度の練習の中で、レースペースの練習を入れていきましたが、ペースにばかり意識がいってしまい、動きが崩れていました。
具体的にお話しすると、昨シーズンアキレス腱を痛めたこともあり、ランニングの最後の離地の段階で、蹴らずにまっすぐ乗って地面を押すというイメージを作ってきました。この動きはジョグから行い、400/64秒ペースまでは落とし込むことができていたように感じています。
しかし、400/60秒のペースに練習の質を上げたときに、その4秒の推進力を蹴りを使って生み出してしまいました。その結果2月の中旬にアキレス腱炎が再発し、練習を中断することとなってしまいました。
移行の練習の難しさを痛感しました。
【反省点】
今回、なぜ移行が失敗したのかを自分なりに考えてみました。
・スピードをあげる準備(流しで動きを落とし込むこと)が足りなかった。
・焦った
単純ですがこのふたつだと思います。
焦っていた。他の選手がスピード練を入れていく中で、自分も!!!と気持ちが前のめりになってしまいました。その結果、大きな上げ幅を準備も無しに、ポイント練習の中で実践してしまいました。自分が調整できる範囲で、もっと着実に動きを作っていくことが大切だったと感じています。
2月はバイク中心の練習になりましたが、アキレス腱炎は衝撃波治療、リハビリトレーニングを行い、3月の終わりにはポイント練習に復帰することができました。
1月までの練習が充実していたこともあり、今は昨年と比べると質の高い練習をこなすことができています。そう考えると、2・3月がとてももったいなかったな、、、と感じます。(しっかりと来年に生かします。)
社会人2年目シーズンイン
4月25日に行われる兵庫RCでシーズンインをします。
現状の調子としては7割ほどだと感じています。しかし、出場することでレース感を養い、6月のデンカ、日本選手権では万全の状態で望めるように作っていきたいと思っています。
同期の河村や洛南高校の佐藤君など、1500をシーズン初戦から大いに盛り上げてくれています。その波に乗って、またその波を制することのできるよう、自分のスピードでしっかりと準備をして参ります。
「今年は皆さんをアッと驚かせる走りを見せます!」
今シーズンも応援のほどよろしくお願いいたします。
飯島
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