自分史第12弾~作戦実行~

 前回は、悪ガキ3人組で立て作戦のエピソードを書きました。もし、前回を見られていない方がいた場合は以下の記事から読んでいただければ嬉しいです。

小学1年生の僕らが作戦を立てたところまでいい感じでした。ただ、まだ小学1年生でした。役を決めたところで、慌ててしまい役通りできない羽目になりました。
 結果として、僕がカギ閉める以外の役割を一人でしてしまいました。僕が率先して作戦を立てたのに、忘れてしまっていました。だから、先生にリハビリ室に忘れ物をしたことを伝えて、中にまで入りダッシュで逃げてくるということを気づいたらやっていました。他の二人は、僕の暴走をわかっていたらしく、阿吽の呼吸で合わせてくれたおかげで無事に作戦は成功しと閉じ込めることができました。僕ら3人は、閉じ込めたのちに自分たちで寮に帰宅しました。看護婦さんが、「先生は、どうしたのと」と聞かれました。僕が「先生は、今日は眠いから自分たちで帰りなさい」と嘘を伝えました。僕らは、そ明日の朝まで先生はリハビリ室の中だと大はしゃぎでした。今、思うと何がそんなに興奮したんだろうと思います。そして、各々の部屋に帰宅して寝るための準備をしていました。ところが、ナースステーションから放送がかかりました。

「当直の先生をリハビリに閉じ込める行為をした人・もしくは一緒に手伝った人は、至急ナースステーションに来なさい」

「えっ?、なんで?バレてんの?・・・・」って焦りました。僕らは、とりあえずナースステーションに急ぎました。この日は、運悪く超怖い看護婦さんが夜勤でした。ナースステーションに到着した僕らに対して、何も言わず拳骨をしてきました。そして、以下のような会話が続きます。

鬼看護婦:「誰が、主犯ね?」
黙る僕ら3人。
鬼看護婦:「どういう手順でやったとね?」
質問を変えてきました。ただ、これが罠でした。
僕:「まず、忘れ物をしたって言ってリハビリ室の扉を開けてもらいました。その後、一人で怖かったので一緒に中に入ってもらい奥まで誘い込みました。そして、ダッシュで逃げて扉の外カギを閉めました。」
どや顔で答えた僕でした。はい、これで主犯が誰かバレますよね?(笑)
鬼看護婦:「主犯は、大輔君ね」
僕:「・・・・。(バレた。大人ってきたなっ)」

そこからは、こっぴどく怒られました。ついでに、罰までありがたく頂戴しました。本当に間抜けです。他の二人からも言われました。
 なぜ、ナースステーションにバレたのでしょうか?実は、僕らには気付かなかったですが、リハビリ室の中には各署にかけられる電話がありました。その電話で、ナースステーションに電話して助けを呼んだことを怒られた後で知りました・・・。事前調査が甘いなって思います。本当にバカタレだなと思います。
 「当直の先生を閉じ込めた事件」の全貌になります。小学1年生は、本当に色々と似たような、いたずらばかりした悪ガキ3人組でした。他にもいろいろとあります。でも、きりがないので次回で小学1年生のまとめをして2年生に移ろうと思います。

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