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育休中のお金 ~男の育休

夫婦で育休を取ったら生活できるのか

※情報提供が目的のブログでは無いので、ご承知おき下さい!間違いがあったらご指摘ください。訂正します🤭

『え、育休とって生活できんの?』

これ、育休で一番聞かれること。聞きにくいとこなので、本当はもっと気になってる人は多いと思う。

そりゃ、働かずに食ってけるなら無理して働きたく無いわ。

生活できた

結論から言うと、休んでる間も結構な額のお金がもらえるので、うちの場合は生活レベルを落とさずに生活できてます。

これは私が公務員だからではなく、プロパーでも契約社員でもパートタイマーでもみんなもらえます。(勿論労働時間や機関など条件はある)法律で決まっているからです。

ここからの情報は、個別の会社の規則ではなく雇用保険を払ってる人にとってはみんな同じだと思ってください。

そのお金は給料ではなく育児休業給付金というもの。どこから出るかと言うと、毎月払っている雇用保険から。毎月払っているこのお金は、誰かの育休や失業の手当てに当てられていたわけです。

あえて不躾な言い方をすると、ずっと働き続けている人ははっきり言って払い損かも知れません。これまで社会に貢献した分、胸を張って給付されたいものです。
(ちなみに、厳密に言うと公務員は色々異なります)

また、この手当て金で会社に負担がかかることはありません。経営者のみなさま、ご安心を。

実際の収入は5万減

さて、肝心なのはどれくらいもらえるか。結論から言うと、手取り額の8~9割くらいはもらえます。(6ヶ月目からちょっと減ります)私の場合は5万円くらい減りました。

法律では6ヶ月までは67%(そのあとは50%)とされていて、その通りの計算なんですが、からくりがあります。

図に表すとこんな感じ。大事なのは、①残業代や通勤手当込みからの67%②各種社会保険系が免除+非課税

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雇用保険、厚生年金、健康保険が免除されます。しかも払ったことと同じ扱いです。さらに所得税もかからない。

↓参考に オールアバウトマネー
https://allabout.co.jp/gm/gc/10843/
ハローワーク
https://www.hellowork.go.jp/dbps_data/_material_/localhost/doc/ikujikyugyou.pdf
給付金計算サイトもあります
https://www.office-r1.jp/childcare/

残業頑張ってた人は、基本給よりもらえる事もあるでしょう。時短勤務にして働くより貰えることも十分あり得ます。

育休前半年の残業は、残業手当てが実質1.67倍と言うことになります。(かなり強引な計算。つっこみご遠慮ください。)働きがいがある!(でも私の仕事は残業代でませんが!)

ちなみに夫婦二人で育休をとっても、両方もらえます。とにかく女性と同じです。
奥さんの分も同じくもらえるので、生活はできると判断しました。

副業を持っている人なんかは逆に収入増えるんではないかと。

逆に言うと1か月働いてももらえるのが5万円

私は逆に考えました。

給付金イメージ

見方を変えると、一か月フルタイムで働いたとしても、働かないときに比べて5万円しか増えない。ようするに実質賃金が5万円になる。

『月給5万円の給料で、0歳児の世話を妻にまかせて働くか・・・。』

さらに別の言い方で表現してみよう。5万円を出せば、1か月分の有給が帰るのと同じなのである。

みなさんならどうします!?

私は家族を選びました。

上記に含まれない要素も

ここからは会社によって変わると思いますが、以下のリスクは上記で触れていません。

○ボーナスに影響する(取得の時期により、支給の有無や額が変わる)
○住宅ローン減税のメリットが減る
○昇給ペースにブランクが生じ、生涯年収に影響する
(私の場合これが無く、復帰後に空いた期間分も昇級すると判明)

ここも含めて判断する必要があると思います。

それでも有り余るほどのメリットがあると私は考えました。
それは正解だったと思います。

時間は何よりも尊い

お金や財産、自分の能力はすべて自分の時間を投資して得たもの。
時間→お金への変換はできるけど、普通逆は無理です。
私は5万円+αで仕事という領域に固定されていた【38歳の一か月分の人生】を買いもどせると判断して、何の迷いもなく購入しました。安すぎます。

はっきり言って、生活云々のレベルではなく、多少赤字になったとしても十分元が取れる話です。

さて、何だか血の通っていない話ばかりになりましたが、そこで得た時間ををどう使ったかも書いていきたいと思います。

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