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父子家庭の目指すところ

切迫早産と診断されて早2か月。8週かせいだ!えらいぞ妻とベビー。

28W。なんだかんだで、このままいけるんじゃね?と思っていたら、子宮頚管が20mmを切ってしまって,とうとう入院となった。覚悟はしていたが、とうとうか。という気持ちだ。

さて。妻とベビーも心配だが、病院の皆さんにお任せすることにする。私は残された我が家の当面の問題を考えなければならない。

①家事育児のオペレーション→すでにほぼ自分がやっているので、大きな問題はないと思うが、実際には大変だろう。やるしかない。

②私の精神状態→妻がいないと寂しいは寂しいのだが、正直それどころではないのでこれは二の次。問題は仕事と育児の心の余裕で、この父親の余裕はキープすべきだと考える。無理せず余裕がなくなる前に手を打つことにする。

③(これが一番の心配どころ)→3歳息子の心情である。いきなりママがいなくなってしまったらどうなるか。

最悪の想定としては、②と③の悪循環である。父と息子双方に余裕がない→息子不安定になる→父にイライラが生じる→息子余計不安定になる これは地獄でしかない。父子二人で風呂上がりに裸で踊りながらゲラゲラ笑い合う状況は、絶対死守の境界線にすべきだという結論に達した。しかし双方の両親は高齢&遠方なので物理的な支援は期待できない。方策は以下。

●家事育児の最適化 別に詳しく書くが、とにかく業務改善で楽に楽しくやるしかない。仕事を生かして無駄をなくして楽をする。

●キッズシッターの利用 以前から時々利用していた、スマートシッター(現ポピンズシッター)を活用することにした。職場の福利厚生で、1時間1000円~で利用できる。ありがたやありがたや。

●実家への支援依頼 実は今回これが一番自分でファインプレイだと思う。正直にシッター代おごって!といった。親に何かをねだったのはもしかしたら生まれて初めてかもしれない。理由は2つ。まず家計の収支としてはそれほど困窮していないが、料金は当然安いものではない。しかし私の性格上、実際シッターの利用する際には、必ず一瞬以上の時間を躊躇する。父の余裕などという甘ったるい目的ではな猶更である。でも!実家からのプレゼントだとするとその躊躇がなくなるし、お父さんお母さんほんとありがとう!という気持ちになり、モヤモヤなく支援を受けられるというのが1つ。もう一つは、何とか力になりたい、と思ってくれている両親とのコミュニケーションのきっかけになったこと。気持ちのいい恩が両親にできた。

●家事の最小化 息子が生まれてから、3年半ほぼ毎日手料理を作ってきた。趣味もあって、調味料も使わず全部一から毎日作っていた。が、それにこだわらないことにした。30分の時間があったら、料理をつくらずに総菜を買い、30分息子と遊んであげることにした。大丈夫。息子は料理には何の頓着もないんだよ。手作りが良いと思うのは大人の自己満足だ。案の定、息子はゲラゲラ笑って食べている。

と、うまくやっていけると嘯いているが、きっとすぐにピーピー言い出すと思う。でも私はそれが一番の得意どころ。すぐに逃げる、助けを求める。それで何とかやっていこうと思う。

繰り返すが、何とかやっていけているという状況ではなく、「父と息子二人で毎日裸踊り」を防衛ラインとする。



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