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おばちゃん審神者の推し男士【山姥切長義】

おばちゃん審神者の最推し5振りの最後は山姥切長義くんでーす!

2018年の10月、これまでのゲーム刀剣乱舞らしからぬ(?)演出で【特命調査聚楽第】が始まった。

まったく初めてのイベントだったので全審神者がワクワクするなか彼は来た!

そう謎の人物!政府からの【監査官】!

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でも【監査官】が白いマントみたいなの羽織ってる時点で「もしかしてまんばちゃんの本歌ではなかろうか?」という憶測がけっこう出てましたね。(私もそうかなと予想してた)

今までのイベントと何もかも違うワクワクする特命調査で、しかも今までボヤ~としてた【時の政府】から【監査官】という人物が派遣されてくる時点でもう美味しい設定テンコ盛りなワケですよ。

そして特命調査で無事「優」をもらって各本丸に【監査官=山姥切長義】が顕現されました。

その後のフィーバーぶりというか人気沸騰ぶりは皆さんご存知でしょうが、とにかく長義くんが正式に実装されてからの盛り上がりぶりが凄かった!

刀剣乱舞は2.5次元舞台ではいつも話題豊富でツイッターとかでもタイムラインを賑わせてましたが、ゲームの方はちょっとマンネリというかけっこう離れた人も多くなってたんですよね。

もちろん新刀剣男士発表の時は盛り上がるんですが、他の人気ゲームのように新規ユーザーをじゃんじゃん引き込んだり、他のゲームに目を向けてた人達を引き戻したりとまでは中々いかない状態でした。

なので古参ユーザーの中には「この調子だとゲームとしてはそのうちサービス終了してしまうのではないか・・」などと心配する声もあったりして・・(実際、課金要素のほとんどないこのゲーム、2.5関係の稼ぎでなんとかしのいでるんではないかと思ったり・・)

それが長義くん実装で今までの静かな状態がまあウソみたいなぐらいの大盛り上がり!とうらぶから去って他のゲームに行っていた神絵師と呼ばれる方々も続々と長義くんの絵や漫画書いてくれたり、長義くん見てとうらぶ始めた人も出てくる出てくる!

追加実装された新刀剣男士でこれほどのお祭り状態は大包平以来でしたね。

ただ、あまのじゃくな私はただの高慢美形では全然推しにはならんのですよ。だからウチの本丸で一通りボイス聞いても「正統派美形やなー、ちょっとプライド高そうやけど」という印象。

べ、べつに美形だからってすぐ好きになったりしないんだからねっ!w

それがゴロッと変わったのはそう!あのまんばちゃんとの回想を初めて聞いた時。

極前と極後はセリフが違うと聞いていたので、まずは極前のまんばちゃんと

「やあ、偽者くん」とか、いきなりケンカ売ってるよ、この子!まんばちゃん大好き審神者なら「なんやコイツぅ~!」となりそうな展開ですね。

んで、次に極まんばちゃんとの回想。

落ちた・・

何に?って・・

そりゃーアンタ【沼】にですよ!

私は他の最推し4振りの子たちは好きという感情が徐々に大きくなって最終的には大大大好き!になったというパターン。(兼さんだけは出だしはアレだったんだけどw)

それでとうらぶファンの方々が自分の推しに対して「突然沼に落ちた」と言っているのを見てもイマイチその感覚が分からんかったのです。それが長義くん回想でようやく分かった!

沼にドボンと落ちるってこういうことだったんか~!

極前のまんばちゃんの時はまだ余裕のあった長義くんだけど、極後のまんばちゃん相手に段々と余裕のなくなっていく様子。

そして終始落ち着いて貫禄さえ感じられる極まんばちゃんが去った後の

「・・・くそっ・・・くそっくそっくそっ!なんなんだよ!」

なんという激情!他の刀剣男士に向かってこれほどまでに生々しい感情をあらわに出した子は初めて!

もうこの時点で沼にドボーンですよ。

それまでの監査官時代も含めてちょっとお高くとまったあの余裕たっぷりな姿がウソみたい。なんて人間くさい子なんだ・・

しかも会話の内容が長義くんの一番こだわっている【山姥切】の名前のことを極まんばちゃんは

「けれど(名前よりも)もっと大切なことがあるのだと思う」

と、さらっと達観したように言ってしまって・・まんばちゃん、それ長義くんには地雷やで・・

で、この回想とか長義くんの【山姥切】という名前に対するこだわりとかは、考証というかいろいろ語りたいことが山ほどあるので、また別の機会に書くつもりなんで今回はこのぐらいで。

とにかく長義くん沼にまんまとハマってしまった後は、それから2か月ぐらいは長義くんのことしか考えられなくなるぐらい頭の中が長義くんとそのキャラクターの持つ背景について考えまくる日々でした。

こんな状態だと、これ長義くんが最推しじゃね?って感じですねw

2018年秋、京都国立博物館で開催された【京のかたな】にも長義くんは展示されてたんで、長義くんの本体も私見てました。

私が行ったのは前期だったのですがこの頃はまだ長義くん実装されてなかったので、長義くん本体の前には特に行列とかはなかったです。

なので、他の三日月さんやら粟田口やらの展示の前と違ってメッチャ余裕で長義くん本体をたーっぷり見てました。

ていうか、私もまんばちゃんの本歌と気づかずさらっと見て通り過ぎそうだったんですが、あのバカ長い銘を見た時に「このひたすらダラダラと長い銘は・・本作長義!まんばちゃんの本歌だーっ!」って気づきました。

なので、まだ誰も注目してなかった時に長義くん本体をたーっぷり鑑賞できたわけです(ウフフ)ちなみに長義くん本体を初めて見た印象は

「まんばちゃんと違ってけっこうゴッツイな・・」

そう、足利で【山姥切国広展】に行ってまんばちゃん本体を見た時の印象が

「想像してたよりずっと綺麗で洗練されている」

だったので、本歌の長義くんもてっきりそんな感じかなと勝手に想像してたのです。(ネットの写真とかで見たこともあるけど、なにせ刀は自分の目で本物を見ないと全然違うのです)

それが思った以上のゴッツイ刀で「いかにも実戦向き」「10人ぐらいブッった切ってます!」みたいな感じだった。(刀素人の感想なんで他の人が見るともうちょい印象違うかもですが・・)

でも、この刀に刻まれた長い銘(本作長義以下58文字)は確かに【刀工堀川国広】が入れたものだし、名刀【山姥切国広】もこの刀を模して打たれたもの。本作長義がなければ【山姥切国広】という傑作も生まれなかった世界もあるのです。

そう考えると歴史ってやっぱ深いなーとしみじみしながら長義くん本体の前えで考えてました。

あと最後に、実装されて人気爆発した長義くん、とうらぶの外のメディアの最初のお仕事がなんと!

女性セブンの(裏)表紙を飾る!(笑)

いや笑っちゃいけないけどこれ面白かったです。しかも表紙には刀剣乱舞の顔である三日月さんもいたのですが、その三日月さんを押しのけて長義くんがドヤ顔でセンター前面にバーン!

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よく見たら石切丸さんも後ろに従えてるし、徳川美術館の同僚の鯰尾くんなんか長義くんに切りつけられてますやーん!w

一部では「初仕事が女性セブンって・・仕事を選ばない監査官さんスゴイ・・」と、某キテ〇さんみたいな賞賛を浴びたとか浴びないとか・・w

とにかくこんな感じで刀剣乱舞に新たな話題を色々提供してくれた長義くんが本当に大好きです!(最後はいつも告白w)

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