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普通の生活を送ることで攻撃されたくはないですね

私の期待を見事に裏切って、今朝は雨となりました。それでも、家を出る間際には雨もかなり収まっていたので、雨合羽を着て自転車で駅まで向かいました。帰りには止んでいたので、賭けに勝った気分です。

さて、……。

ネット上でイヤな話を見てしまった。具体的には以下なのだけど、ご覧になるのはそれなりに心臓に悪いと思うので、自己責任でお願いしたい。

赤ちゃんを連れて外出することって何かの罪に当たるのだろうか。手のひらを眺め、そう自問してしまうような映像である。

そもそも、わざわざ若い母親と赤ちゃんという物理的に力の弱い存在に攻撃を仕掛けている点で人間性を疑う。というか、こういう行為は人間性への挑戦である。

その目的が何なのかもわからない。ただ、自身の鬱憤晴らしであるならば人として最低、地べたに這いつくばっても足りず、穴掘って埋まるに値する行為である。

彼女を助けようと近寄ってきた人達の存在に、まだまだ世の中捨てたもんじゃないと思いつつも、こういう闇の行動を実行してしまう人が一定程度世の中にいることが率直に怖い。

白杖を持って歩く視覚障害者の地面を叩く音がうるさいと文句を言う人や、一人で歩く女性を狙ってわざとぶつかりに行く人についてのtweetも見たことがある。弱者に対する攻撃は、令和になって更に増えているというのが私の印象。

生活苦や将来に対する漠然とした不安があることに加え、貧富の格差がより増していること、その格差が最初から挽回しづらくなっていることもあって、昔ならギリギリ踏み留まれていた層が「無敵の人」化しているのではないか。

ここで言う無敵の人については、以下の通りこれまでもいくつか記事化している。

無敵の人って、簡単に言えば何をしても怖くない人である。最悪、人を殺すことにもためらいを感じない。失うものが何もなく、生きていることに絶望してしまって自分が罰を受けて死ぬことにすら何の感慨も持たない。そういう人である。それが以前より増えている。

失われた20年で、社会生活レベルが全体的に下がった。収入も減り生活がギリギリになり、人として正しく生きる意欲と矜持が失われてきている。

そういったことも弱者に対する攻撃的な振る舞いの背景にあるのではないかと憶測しており、速やかな改善を図る必要があると思っている。最後は我が身に返るのだから。

お読み頂き、ありがとうございました。

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