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ロシアが核兵器でウクライナを攻撃しないよう、訴え続けねばならない
今日は意外と朝の雨が長く残って降りましたね。昼頃まで傘が必要で、昼食時には往生しました。
さて、……
ロシアとウクライナの戦闘は、新たなフェーズに移りつつあると思っている。今年2月に始まった戦闘は、当初ロシアの圧勝だと思われていた。しかし、ウクライナはよく耐えた。結局、首都キーウは一度もロシアの占領下に置かれることなく、現在に至っている。
NATOやアメリカの武器供与によりウクライナ軍の装備が充実してきているのも、その要因としてはあるだろう。また、最近twitterを買収したイーロンマスク氏から、ロシア軍の位置情報を得られていることも大きいと思う。
ただ、このままウクライナ軍がロシア軍の占領する地域をすべて奪還し、更にクリミア半島まで支配下に置くことができるかを考えると。まだまだそれは難しいと思う。
仮にそれができたとしても、それを以てロシアがすんなり停戦に及ぶとは、残念ながら思えない。
以前も申し上げたことではあるが、ロシアはまだ切り札を使っていない。切り札というのは何か。私が改めて申し上げるまでもない。核兵器である。
ロシアにその使用を思いとどまる理性があればよいと、私自身も願ってはいる。しかし、自分にまだ軍事的余力がある、しかもその余力が他を圧倒するほど強い兵器であるならば、これを使わないまま自分が不利な状況で戦争を終えるということについては、かなりハードルが高いはず。
ここで、もし核兵器を使うとしたらどのようなことが起こるかを考えてみると、少し背筋が寒くなる思いがする。恐らく、ウクライナの首都あるいはそれに準ずる大都市を狙った攻撃になると考えるのが素直であろう。
但し、それを本当にやった場合、偏西風は常に西から東に流れている。風がそのように流れている以上、舞いあがった放射性物質はウクライナから東へ東へと流れていくことになる。ロシアはもちろん、場合によっては中国や韓国、そして日本にも到達する可能性がある。
このようなことが起これば、ロシアの核攻撃はまさに天に唾するがごとく自分にもその害が及ぶことになるその巻き添えとして日本にも被害が及ぶかもしれない。
私は大学生活が始まってすぐに、チェルノブイリ原発の爆発というできごとを経験した。あれは今からもう30年以上昔のことだけど、やはり偏西風に乗って放射性物質が風に乗って日本にまで到達、丁度その時に雨が降りはじめた際に、友達のお父さんが「雨に当たっちゃだめだよ」とわざわざ言いに来てくれたことを今でも覚えている。
実は霧雨だったこともあり、少し雨に当たってしまっていた。幸いなことに、30年以上が経って未だに特に体調不良にも陥っていないことから、放射性物質による体への影響を受けなかったと思っている。しかしそれは偶然でしかない。
ロシアが核兵器を使用すると、このようなリスクが再び日本を襲うことになる。私達もこのことをよくよく考えて、ロシアが最終的に愚かな決断をしないよう口がすっぱくなるほど訴え続けなければならないと思っている。
お読みいただき、ありがとうございました。
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