見出し画像

亡き母の一周忌法要(その2)

今朝、所要のある妻と娘をちょっと遠くの駅まで車で送りました。その帰りにちょっと他の道を開拓しようと脇道に入り込んだら、狭隘な道に迷い込んでしまい、なかなか抜けられずに往生しました。いつも通りのありがたみを痛感しました。

さて、……。

今回は昨日書いた以下の記事の続きである。

今回の一周忌は、事実上檀家となっているお寺で行った。既に実家は売却したため実家では行えないこと、仏壇は魂抜きをして私の家に持ってきたけど墓はそのまま実家近くにあること、葬儀・四十九日の法要もそのお寺にお願いしたこと等を勘案した結果である。

ちなみに、法事を行うためだけに実家を維持するのは現実的ではない。固定資産税・庭木の枝払い費用・火災保険料・些少ではあるけれど毎月の電気ガス水道の基本料金等を累計するとバカにならないからだ。

逆に、今私が住む家の近くにも同じ宗派のお寺があることは調べて知っていたのだけど、そこにお願いするとなると今度は姉たちが東京まで出てくることとなる。それもどうかと考えたのも一因ではある。

年に1度、それも来年の3回忌で一旦法事は終わることを考えると、現状維持が一番面倒ごとが少ないかな、と考えた。

今回は、高速道路の渋滞というアクシデントがあったのは既報の通り。ある程度それも見込んで早めに家を出たのだけど、到着までにかなり時間が削られたのは否めない。それでも、墓の様子も見たかったので一周忌法要の前に墓に立ち寄った。

墓にはきれいな花が活けられていた。実は、造花である。今はそういうものも作られていて、昨年12月の四十九日法要の際に私が差していたもの。日差しや風雨にさらされてきたはずだが、それでも意外に原型を保っていることに感心した。

一方、やはり玉石の隙間から雑草が生えていた。これは想定の範囲で、持参した普段庭木の手入れで使っているゴム付きの軍手を使い、細かく振動を加えながら生えていた6本を抜き取った。

そして、落ち葉を拾う。これを取り払うのは簡単なのだけど、ケバエの幼虫が少なからず鎮座していた。これも昨年経験済みなので心の準備はできていたのだけど、「やっぱりいたか……」とガッカリする。

温かい保温材としての役割を果たしていた落ち葉を取り去ると、彼らは混乱を来しつつどこかに去っていった。新しい居場所を見つけられたのかは分からない。かといって、放置するわけにもいかない。

掃除を終えて、ロウソクと線香に火を付けて妻と合掌する。取りあえず今回最初のミッションはコンプリートした。軍手とゴミ用ポリ袋は持っていたが、ゴミ取りトングかホウキとちりとりがあるとより良いと思ったので、その点noteしておく。

お読み頂き、ありがとうございました。

(続きます)

読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。