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モルドバ共和国に寄付しました

今日は、花曇りとでも呼べばよいのでしょうか? 桜はかなり花開いたものの、灰色の曇り空だとイマイチ映えない状態でした。写真を撮ろうという気持ちにはなれません。

さて、……

以前、以下の記事を投稿した。

寄付しようかと思ったものの、海外サイトにクレジットカード情報を書き込むリスクに二の足を踏んだという記事である。発案者の発意は尊いし疑うつもりもないのだけど、それでもリスクは負えないと考えたのである。

その後、NHKから改めて以下の記事が出されたのを見た。

こちらの記事の末尾に、在日モルドバ大使館への振込先も明記されている。私は早速振り込んだことを申し添える。

日本は島国なので想像しにくいのだけど、隣国から大量の難民が自国に流れ込んでくる状況は、常に連立多元方程式を解くような困難があるように思っている。簡単に答えが見つかるとは考えられない。

「隣人を助ける」のは正しい行動である。しかし、同じ一つの国になっていない理由を考えれば、民族・宗教・文化・歴史等の何かが違うからである。つまり、自分達とアイデンティティの何かが異なる状態だということになる。

従って、そもそも隣国とは自国との差異を意識する存在であるはず。その差異を乗り越えるのにはかなりのエネルギーが要ると考える。更に、場合によっては理解のため目を瞑る部分も必要になる。

それを実際に超越したモルドバ共和国のスタンスと対応には一個人として素直に感銘を受けたし、だからこそこの国を絶対に支援しなければならないと思った。私が支援金を振り込んだのは、ひとえにこれ故である。

もちろん、お金を振り込めば良いというものではないことは理解している。単なる自己満足だとの批判は甘んじて受ける。偽善者だと言われたら、その通りかも知れない。

しかし、何もしない批判者よりは、何かした偽善者でありたいとは思っている。これは私のポリシーだと申し上げる他はない。

ウクライナばかりが注目されるが、周辺国も少なからぬ影響を受けているのは確か。そういうこともキチンと見ている人がいると伝えることは、それらの国々のモラールを高めるためにも必要だと考える。

「欧州情勢は複雑怪奇」なのは、第二次大戦前から変わっていない。ただ、人が人に対してできることはすべきだと思っている。今は、その手段も確実に増えている。できることを少しずつやっていきたいと考えている。

お読み頂き、ありがとうございました。

読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。