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死亡診断書の様式についての豆知識

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死亡診断書という名称はポピュラーだけど、親が死んだ時、死亡診断書を入手できる人は、まだ幸いだと思う。

なぜなら、死因が明らかに継続的に診療中のものであると予測される場合でなければ、死亡診断書にはならないからだ。そうでない場合は、死体検案書となる。

もっとも、死亡診断書と死体検案書の様式は同じ。そして死亡診断書(死体検案書)は、死亡届とセットになっている。こんな感じ(←リンクをクリック)である。

検案とは、平たく言えばいつ頃、どのような原因で亡くなったのかを推定するもの。記載内容によっては、事件性を帯びることにもなり得る。但し、珍しいかというとそうでもない。睡眠中に虚血性心疾患(いわゆる心筋梗塞)で亡くなった場合等は、死体検案書になると思われる。

死亡診断書・死体検案書はいずれも死亡を証する公的書類であり、これがないと葬儀を行うことができない不可欠の書類である。

そして、遺族などの記載する死亡届とセットとなって市役所等に提出されることにより、戸籍の記載の変更手続等も開始されることとなる。

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