![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/96222688/rectangle_large_type_2_daa061178655c81a1ce7cc413b942c20.png?width=800)
収入増の夢を追いかけるなら、やはり第一歩を踏み出す覚悟を持たないと
「買い物は今日中に済ませましょう」という警告が、あちこちで聞かれます。これは明日からの寒波に備えてのことです。あなたは備えを固められたでしょうか。
さて、……
私が今メインで活動している領域では、支出減・収入増・副業に関心のある人が多いことを前回述べた。なお、Kindle出版は副業ではない(∵反復継続するとは限らないため)と私は思っているが、副業だという意見は根強い。
そのこと自体は本質ではないので置くこととする。ただ、Kindle出版のベストセラーの中には、お金の稼ぎ方や売れる出版物の作り方といったハウツー物が多いのは事実。このことをどう捉えればよいのだろう。
これは少し検討の余地があると思っている。
まず、これらの情報を求めるニーズがあること。それは間違いがない。では、これらを買った人が皆が実践しているか。皆無とは言わないが、読んでその内容に従い実践する人はかなり少数だろう。
私見であるが、漠然と収入を増やしたい、或いはKindle出版したいと思う人が1,000人いたとして、それらのハウツー本を買う人は10~20人程度、更にそれを実践に移し最後までやりきる人というのは1人いるかいないかという程度ではなかろうか。
もしかしたらもっといるのかも知れない。正確な数字は分からないが、もしこれらの本を買った人が100%実行したら著者が10人~20人ほど世に出ることとなる。でも、次々と著者が出現しているかを踏まえれば、私の説はそれほど外れてはいないはず。
結局、フワッとした憧れや欲は皆が持つのだけど、それに向けて行動を起こす人は少ないし、最後までやりきる人は更に減る、ということに尽きてしまうのである。
この手の話は何もこの界隈だけではなくて、世の中にいくらでもある。例えば宝くじの高額当選金を狙ってどこの売り場から出た、当選者がどんな験担ぎをしていたといった情報にやたら詳しい人って、あなたの周りにいないだろうか。
そういう人とて、必ず宝くじを買っているかは分からない。夢を夢として終わらせてしまう人が多いということだろう。
♪夢を追いかけるならたやすく泣いちゃダメさ
は渡辺美里の「マイレボリューション」の一節だけど、行動を起こして最後まで実践し続けることは、何かを成すためには不可欠なこと。
ハウツー物を読んでも第一歩を踏み出さない状態に慣れると、そのうち読むこと事態が代償行動となってしまう。そして、夢を追えれば良いんだと自分を納得させてしまうようでは本末転倒だと思う。
私は学生時代にアルバイトを探すために「FromA」という雑誌を買っていた。すると、意外に読み物が面白くて買うことが目的になった苦い経験がある(その後郵便局で働いたが、それはその雑誌経由ではなかった)。
そうならないためには、失敗を楽しむくらいの感覚でまず一歩を踏み出すことをお勧めしたい。
お読み頂き、ありがとうございました。
読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。