見出し画像

ご住職とのやむを得ない攻防

こちらにお越し頂き、ありがとうございます。
あなたのお役に立てれば、幸いです。

いざ、葬儀を行うこととなった時、お布施はいくらぐらい包めば良いのか を、あなたは答えられるだろうか?

田舎に住んでいて、地域の法事にはよく顔を出しているとしても、この部分は自らの経験がないと分からないのではないか? 

もちろん、噂話として聞こえてくることはあり得る。でも、ご住職の収入に関わることでもあり、知らない場合が多いと思う。

まして、いきなり喪主となった私は、全く分からなかった。さらに、葬儀社もこの部分には立ち入らない。そのため、恥を忍んで直接お伺いを立てざるを得ない事態に陥った。

枕経で初めて対面したご住職も、面食らっただろう。実際、最初は「法要は、売り買いするものではありません。お気持ちで…」としか答えて頂けなかった。しかし、それでは困る。

当方の困り具合を見かねたのか「あくまでもお気持ちによるものでありますが、他の方がどうされているのかについて、おおよそのお話はさせて頂きましょうか……」との限定付きで、大体のお話を伺うことができた。

詳細は私も申し上げかねるが、導師の数、院号を望むのか、初七日まで含むのか等で異なることだけは、申し上げておく。

こういう「定価のないもの」について、我々は不慣れになっている。だから、大手流通チェーンで明朗会計を目指すサービスも始まったりもしているのだが、それに対して「売り物ではない」との反発もあるように伺う。

実に、難しい。

お読み頂き、ありがとうございました。

読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。