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バス利用者になって気付いたこと(走行編)

今日は一点の疑いもなく夏でした。気温も30℃に達して日差しも強く、駅前の繁華街で半袖ではない人を見つけるのが難しいくらいの気候となりました。

さて、……。

4月の異動に伴い勤務先が変わってから、既報の通りバスを使うようになった。家をちょっと早めに出て職場まで健康のために歩く選択もあるのだけど、朝は時間的な余裕の確保が難しく、ついついバスに乗ってしまう。

これも一つの契機。バスの利用者になって気付いたことをいくつか書いてみる。

①路駐車両は邪魔物でしかない

言うまでもないことなのだけど、バスの進路は基本的には左車線。でも、左側に寄せて停めている車が結構いる。ゴミの収集車や配達の車はしょうがないかと思うのだけど、幹線道路では建設現場の作業開始時刻まで待機している車が意外と多い。

これらの車は当然作業車やダンプトラックなのでガタイも大きい。脇をすり抜けるのは双方の車体の大きさから考えて無理。建設工事の請負会社に対しては、工事車両の待機場所の確保まで義務付けて計画書の提出をさせるべきだと感じるこの頃。

②バスの運転士さんは運転がうまい

これも言わずもがなのことであるのだけど、本当にうまいと思う。車体感覚も少なくとも私よりは格段に精度が高く、この隙間で通れるのかと不安になるところでも何の問題もなく車体を通してしまう。

特に狭い道路に左折進入する際には、恐らく私であれば右前か左後輪付近をこするかもしれないと覚悟するような状況でも、スイッと一発で、かつ速度をあまり落とさずに入ってしまう。熟練の腕だと感心する。

③バスの運転士さんは間合いをうまく把握する

②にも関連するのだけど、左端の車線をキッチリ走り、路駐車両があるとスッと右に車線変更する。右側車線の流れを見切って加減速しているのが分かる。

なお、どうにもならない時は窓を開けて手を出して「入れて!」と合図を送る。そうすると何人かの心の狭い人以外は入れてくれる。

道路走行中はマナーの問題だけど、停留所からの発進については道路交通法第31条の2に定められている。即ち、路線バスの停留所において、乗客の乗降のために停車していた路線バスが発進するために進路変更をしようとして合図をした場合は、その後方にある車両は急ブレーキや急ハンドルで回避しなければならない場合を除いて、合図を出した路線バスの発進を妨げてはならないのである。

④バスの運転士さんは乗客の着座を確認してから発車する

昔とは異なり、乗客が乗り終わったらすかさず発車するようなことはなくなったようである。乗車者が着座するまでそのまま待つことが多い。混んで座れない場合でもつり革や手すりにつかまるのを確認している。

以上、バスの世界も結構奥深いと思ったできごとを書いてみた。他にも乗客側のふるまいで気付いたことがあったので、次回はそちらを中心に書こうと思う。

お読み頂き、ありがとうございました。

読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。