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大河ドラマ「光る君へ」の放送休止について思うこと

今日も暑い一日となりました。そういう中でお勤めに精を出しているあなたは偉いです。多分、それは当たり前だと流されて誰にも褒められていないと推察致しますとともに、だからこそ敢えて私から申し上げました。

さて、……。

私が今年の大河ドラマ「光る君へ」を観ている話は何回かしてきた。最近だと以下のものがある。

これ以外にも記事を書いてはいる。でも、取りあえずその全てのリンクを貼るのはやめておくこととする。

前振りが長くなったけれど、このドラマの公式サイトは以下であり、そこのお知らせ欄に「7月7日(日)大河ドラマ「光る君へ」は放送を休止します。」との見出しが出ていた。

この見出しをクリックすると詳細を記した記事が出てくるのだけど、このタイトルだけでは読み取れない「8月11日(日)も放送を休止します。」との隠れ通知まで書かれていた。

恐らくその理由はお気づきだと思う。7月7日は「都知事選開票速報」のため、8月11日は「パリオリンピックの模様を放送」するためだそうな。

前回の東京オリンピックの時は、開会式・閉会式で2回放送が休止になった記憶がある。だからまあしょうがないかという気がする。ただ、閉会式はどうするのかが若干気にはなるが。

でも、都知事選挙開票速報って番組を休止する程の必要性があるだろうか。あったらあったで鬱陶しいけれど、ドラマのオープニングテーマ部は譲るので、そこでピピッと速報で「○○候補が当選確実」とだけ流せば足りるのではなかろうか。

逆にすぐに結果が出ない競った状態なら、ますますその開票状況を長時間掛けて放送する必要性はないと思っている。選挙は大事だけど、開票状況によって結果は影響されない。それをああでもないこうでもないと論評することには、意味を感じられない。

これまでも国政を中心に選挙速報番組が放送されてきた。では、このような番組の放送によって、世の中の何が変わっただろうか。野次馬根性を掻き立てただけで、変わったものはないと私は思っている。

知事選挙は時期が来れば当然全国で行われるもの。でも、放送休止をするのは東京都知事選挙だけだろう。他の知事選挙とは明らかに違う。こういう首都だから特別扱い、というのはどうかと率直に感じている。

定例の番組を休止する必要性も、他の道府県との権衡性もないことについて、NHKはもう少し考えるべきだったと私は思っている。だから何? と流されて終わるだろうけれど、物言わぬは腹膨るる業なりである。

お読み頂き、ありがとうございました。

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