家の購入手続⑤(恐らく人生で最大の実印押捺日)

お金を振り込むことで、当方のオブリゲーションは取り敢えずクリアした。契約締結日には、この他実印・認印、振込票、家族全員が記載された住民票、印鑑証明証、源泉徴収票、公的所得証明、運転免許証の写しの持参が求められた。

役所でなければ手に入らないものもあるので、書類は早めに手配してこれもクリア。

契約締結日に住宅販売会社に赴く。担当者から重要事項説明書による住宅の説明を縷々受けた後に認印を押捺、その後に売買契約書へ実印を押捺した。

この他、登記関係等いろいろな書類を提示され、販売担当者から言われるがままに押捺。実印を捺す方が多い。しかも、時々捨印も捺すこととなると、かなりの数の実印を捺すことになる。

販売担当者自身が「恐らく今日は、人生で一番実印を捺した日になると思いますよ」と冗談半分に言ってきたが、納得である。

契約書の中には引渡日も記載されており、この契約締結によっていつまでが住宅販売者の管理、いつからが私の管理となるのかが明確にされた。

これ、実は危険負担の境目にもなる。危険負担は民法に規定されているのだが、例えば落雷で家が燃えたら誰がそれを負担する(=損害を被る)のか? ということである。

負担がわが家に移るのに合わせて、今度は地震や火災に備えて保険に入る必要が出てきた。

もちろん、これは義務ではない。けれど、昨今の天災の頻発を考えれば、入らないという選択は取れないだろうと私は考えた。

これはまた、別の機会に。

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