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休みは休むから休みと言う。何かするからではない。

今日は良いお天気なのに、一日気温が低かったですね。外出のため自転車に乗る際には、久々に冬のコートを羽織ってしまいました。

さて、……

投げやりなタイトルのように受け止められたかも知れない。でもそんなことはない(はずな)のでご安心を😃

ゴールデンウィークも始まって2日目。先週末くらいから知り合いに会うと「辻君はゴールデンウィークどうするの?」と高頻度で尋ねられた。天候についての話題のように、休み前のお約束ネタになっている感すらある。

これに対し、実際そうなので「いや、特に予定はないですよ。基本はずっと家にいます」と正直に応える。すると「せっかくの休みなのにもったいない」「本当にどこも行かないの?」といったリアクションが返ってくる。

これも毎年のことなので慣れっこになっているが、人がどのように休みを過ごすのかは各自が決めること。そして、本来休みは出勤して仕事をする義務からの解放を指している一方で、それ以上のものでもないと考えている。

会社に対する労働提供義務のない時間の過ごし方はプライベートな事項である。だから各人の価値感に任せておいて欲しい。昭和天皇の「あ、そう」のようなリアクションで十分だと思う。

つまり、休日はそれぞれが思い思いに自由に過ごせばそれで良い。それについては、他人がとやかく言うべきではないだろう。

そもそも、日本人は何でも真面目に捉え過ぎるきらいがある。休むことにまで全力で取り組まねばならないというのは、明らかに行き過ぎ。茶の湯が茶道になったように、休み道まで生まれそうな勢いはいかがなものだろうか。

私的には「note記事ネタを探します」或いは「Kindle出版の原稿を書きます」等とは、会社の同僚には言えない。かと言って、作り話をするわけにも行かない。だから、「特に予定はない」としか言えない実態もある。

かつて海外のリゾートに行ったことはある。なぜか外人はビーチでパラソルを広げてデッキチェアにもたれながら本を読む人が多い。ビーチで読書する意味がわからないけど、彼らの好きにすれば良いと思って見ていた。

対照的に日本人客は「泳がにゃ損」みたいにアクティブな人が多かった。でも、多分周りの外人さんは「もっとゆっくりすれば良いのに」と私に近い印象を持っていたと(勝手に)思う。

日本人は、安息日という概念が身に付いた文化にはまだまだ馴染めていないのだろう。「あわてない、あわてない。一休み一休み」と一休さんも言っていたのだけど(アニメの話です、すいません)。

お読み頂き、ありがとうございました。

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