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ロシアとウクライナの戦闘は新たなフェーズに入った印象
今日は個人的にいろいろとあった一日でした。想定外の来客、歓迎できない電話、買う予定だったのに棚になくて買えなかったもの等々があり、ひとことで言えばアンラッキーな一日でした。
さて、……
上述の私の個人的なアンラッキーとは全く関係なく、ロシア・ウクライナ間の戦闘は新たなフェーズに入ったように思う。
NHKのニュースサイトに以下の記事が掲載されている。
「首都キーウ中心部で複数の爆発音8人死亡 全土にミサイル攻撃か」とのことであり、10月10日に起こったこのミサイル攻撃は、恐らく以下のニュースと密接な関連があるものと「臆測」している。
「ロシア プーチン大統領 橋爆発をウクライナ側のテロ行為と非難」とあり、ロシアが8年前に勝手に併合したクリミアとロシア本土をつないだ橋で10月8日に爆発があったこと、根拠はともかくそれを「ウクライナのせいだ」と非難し、その認識の元での報復が透けて見える。
もちろん、これは今のところ私の臆測でしかないことを繰り返し強調しておく。でも、そう考えるのが一番分かりやすいのも否定しがたい。
元々ロシアにキーウへのミサイル攻撃の意図があった可能性は否定できないし、それが偶然クリミアに掛かる橋での爆発と時期が近接しただけ、ということはあり得る。でも、これは詰めてもあまり意味がない議論だろう。
ロシアが元々計画通りなのか橋を爆発された報復なのかは不明だが、キーウにミサイルが撃ち込まれて複数の死人が出たこと、ロシアの橋で爆発があり、それについてプーチン大統領が「ウクライナ側によるテロ行為だ」と見ていること、はいずれも事実である。
本来的にはその真実を解明できれば一番よい。しかしそれは現実的に難しい。となれば、プーチン大統領がその「思い込み」に基づいて動くことを前提に、この先の展開を想定する必要があると私は考える。
しばらく平穏だったキーウも、今後は攻撃対象となるだろう。逆にウクライナ政府は、モスクワを攻撃する武器は持っていないはず。従って、ウクライナ側は、首都が一方的に攻撃される可能性を常に抱えて戦うこととなる。
この状況に、ウクライナ国民が耐えられるのかは私も分からない。そしてロシアは、核兵器の使用もチラつかせている。
「まさか核兵器は使うまい」と多くの人が思っている。でも、最強兵器を使わないまま負ける選択肢を取るのは、国のトップとしてはあり得ないものだと考えるべきである。
全く勝算がなかった戦艦大和の沖縄への水上特攻がなぜ行われたのか、の根本はこれだと思っている。だから、ロシアがもしかしたら一線を越える可能性があることについても、現実感を持って認識し対処する必要がある。
お読み頂き、ありがとうございました。
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