在宅勤務で疲れる要因を考える㊤

緒言:なぜ疲れるのかを考える

私は今週、3日連続で在宅勤務をした。その結果、かなり疲れている。

昨春の緊急事態宣言時とは異なり、今では在宅での勤務環境もかなり整備された。会社からセキュリティ対応の施されたルーターが配布され、持ち帰った会社のパソコンからルーターを介していつも使っている社内のサーバーや業務システムにも入れるようになり、作業効率は格段に上がったと感じる。

会社の会議もリアル集合は基本的になくなり、Teams等で開催されるようになった。これに伴い、在宅でも参加できるようになった。

そもそも在宅のため、会社までの通勤時間のロスがなく、電車で立って通うことでの疲労もない。客観的には疲れる要因も少ないはず。それなのに在宅勤務3日目ともなると、かなり疲れが溜まっている。「何でだろう?」と思ったので、備忘も兼ねて書き留めておくことにした。

1.声が聞き取りづらい

確かに在宅で会議にも参加できるのだけど、PC付属マイクの指向性の問題もあって「生の声」に比べると聞き取りづらいのは否めない。他の雑音も拾いやすく、職場の人が近接して座るとPC間で音が循環してハウリングを起こすこともある。

また、通信環境のせいなのか、各人に配布されているPCのせいなのか、或いは各人のPCのカスタマイズ能力不足のせいなのかは不明だが、実際に音が出ない、出ても極端に小さいことがある。

ちょっと聞き取れないことがあった時に、隣の人に確認することもできないため、かなり辛い場合がある(個別チャットを立ち上げて尋ねることはできるけど、操作に時間と集中力を取られて聞き逃す部分が増える)。

(続く)

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