見出し画像

葬儀からご住職とのお付き合いが始まる人は多い

こちらにお越し頂き、ありがとうございます。
あなたのお役に立てれば、幸いです。

ご住職は、世の秩序が無い時、世が乱れた時に法を説く人。

そもそもはこのようなありがたい存在であり、故に尊敬の対象でもあった。
それが、時代を経て変わったという一面がある。

政治に口を出したり、僧兵により強訴をしたり、戦国時代には大名並みの支配者となったりという流れを経て、江戸時代にはキリシタン禁制と檀家制度によって、葬儀・先祖供養が事実上増えることとなった。

そういう死を取り扱うことへの忌避感から、ネガティブに受け止める人もいる。

ただ、やはり葬儀において読経はないと締まらないし、法事における説話も聞くに値すると思う。特に、安らかではない亡くなり方をしたケースにおいて、法を説ける人は遺族側の心の整理のためにも必要ではなかろうか。

また、幼子を亡くした親の心を静められるのは、やはりご住職のお言葉に勝るものはないと考える。

葬儀を営むにあたって、初めてご住職との付き合いが始まる場合も多い。もちろん、ご住職に対する私の考えは普遍的なものではないし、あなたにはご自身の考えもあると思う。ただ私は、淡々と受け入れた。

というより、結婚式と同様、普通にやるのが親戚などとの摩擦が一番少なくなるだろうと考え、かつ当時私にそれに抗う気力が残っていなかった、というのが正直なところである。

お読み頂き、ありがとうございました。

読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。