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家の購入手続②(金策とリアルの現金移動と)

家の購入に関わるお金は、物件購入費だけではなく、ローンを組んだり司法書士に登記申請を依頼したりする手数料も加わる。だから、支払総額は当初の想定よりも多くなりがちである。

必要なお金は、大体こんなイメージになる。
・物件購入費=申込み時の手付金+自己資金+ローンを組むお金
・銀行手数料=ローン手数料+ローン契約書収入印紙+融資事務手数料
・登記手数料=登録免許税・印紙税+郵送費
・固定資産税・都市計画税(契約日以降分・概算)

これらの中で、意外と大きいのが「ローン手数料」と「登録免許税・印紙税」。私の場合、両方足すと150万円を超えた。

ローンを組むお金は、銀行が用立てるので用意は不要。しかし、申し込みに必要な手付金や自己資金の用意は無論のこと、銀行や登記の手数料や税金分の用意も必要となる。

この莫大なお金を、最初から一つの金融機関で用意できた人は少ないだろう。さすがに家を買うとなれば、全財産としてはその金額は持っていても、それを一つに集める作業が発生する。

私の場合、亡父から相続後に証券会社に預託していた株の売却代金、保険会社に据え置いていた祝金・配当金、そして複数の金融機関に分散していた預金をかき集める必要が生じた。

この中で最も障害となったのは、金融機関からの預金のかき集め。3銀行から新しくローンを組んだ銀行にお金を移したいのだが、1日に50万円、多くても100万円しか引き出せなかった。

自分のお金を自由に動かせない、人生で初めての経験となった。

読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。