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請求書はキチンと発行して送付する

タイトルを見て、「ハア? 当たり前じゃん! このオジさん何言ってんの?」と思えた人は幸せだと思う。

購買担当になったことがある人ならご理解頂けると思うのだが、商品の売込みには熱心な割に、納品後に請求書の発行がルーズな会社は実在する。

契約条件には支払も規定されており、締め日になったら速やかに請求書を発行してもらわないと、買った側が困る。

各社毎に多少異なると思うが、現金取引でなければ○月分の納入は月末を締め日とし、請求書は翌月3営業日までに必着で送付する。請求書に基づく社内での支払い処理は、翌月5営業日までに完了する、等のルールはあると思う。

特に決算期は期ズレの問題もあり、速やかな債権債務の確定が社内で求められる。そういう中で期日までに請求書が来ないと、買った側なのに売った側に「早く請求書を発行して下さい。取り敢えずPDFで先に送って下さい!」等と頼まなければならなくなる。

家庭であれば「請求書が来なけりゃ放っとけ」で済む場合もあるけれど、会社だとそうもいかない。最終的には、損益を確定してそれに基づく法人所得税の支払いに繋がるのだから、ルーズにされると本当に困る。

この感覚を持ち合わせていないと買う側の発注先の候補から外れ、結果的に販売実績が伸び悩むことにも繋がってしまう。

請求書をキチンと発行、送付するという当たり前のことをするだけでも会社の信用は上がり、回り回って自分の利益にもなることは、特に若い人にお伝えしておきたい。

読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。