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疲れを解消できるのも能力だと思う

本日、亡父の七回忌の法要が執り行われました。きれいな晴天、途中で見た富士山はクッキリと青空に浮かび、とてもきれいでした。その件については別途書こうと思います。

さて、……

昔から鉄板で言われていることに「疲れた時には甘いもの」がある。疲れている時には体内の糖質が消費され尽くしていることが多いため、それを補うことの大切さを伝えているのだと思う。

私は、疲れについては燃料不足と長時間の同一作業の継続という二つの面があると考えている。そして、忙しい時ほど食事の時間も惜しんで同じ作業に没頭してしまう結果、燃料不足、わかりやすく言えばガス欠状態になってしまう。

更に、そのことばかり考えることで思考が煮詰まって先を考えられなくなる。体の動きがぎこちなくなるのも当然だと思う。

糖質は甘いものだけではなくしっかりしたご飯でも補える。でも、それに要する時間と手間、更に炭水化物は消化によりブドウ糖に分解する一手間が掛かるので、甘いものの方が即効性があるのは確か。

なお、長時間の作業継続については、頭も含めて体の同一箇所を反復継続して使用し続けることで疲労するのは不可避。その回避には作業を中断して休むか、作業そのものをやめて別の作業にかかるか、思い切って寝るしかないと思う。こればかりは、何かサプリを飲んでも簡単には回復しないからだ。

なお、休む際には同じ動作や同じことを考え続けては休みにならない。前述の通り、全く別のことをするか思考を一旦止める必要がある。

時間が押している場合、そのことで頭がいっぱいになって結局休めないことがある。でも、ここは自らの意思で無理矢理にでも別の(楽しい)ことを考えて、大丈夫かと思う不安な気持ちを押さえつけないと休みが休みでなくなってしまう。

ちなみに、寝る場合においても同様の問題がある。寝ると決めたのに同じことを考えていては全く休みにならないし、寝付きも悪くなる。

更にそういう心持ちでいると、例えば一度トイレのために目覚めると、またそのことで頭が埋め尽くされて眠れなくなる。眠りエネルギー(仮称)が下がって二度寝ができなくなると、朝まで起きたままで疲労も取れない。これに寝不足が加わるという最悪の結果を招いてしまう。

だから、グッと嫌な気持ちが湧き上がってきても、自らの意思で抑えていくことがどうしても必要になる。

……と言うのは簡単だけど、このように気持ちを切り替えられる人はむしろ少数派だろう。わかっちゃいるけどやめられない、あれこれ考えてしまうのは人間の習い性としてやむを得ない面があるのも理解している。

普段の仕事でも、プレゼンテーションや自らが主催するイベントの前など、眠りを妨げる不安要因があったりする。受験も取りあえずクライマックスを超えたものの、試験の前日に不安が胸を占めて眠れないまま当日を迎えたという人もいるだろう。

効率的に休み、眠る。これもできる人には才能がある、ということなのかもしれない。

お読みいただき、ありがとうございました。

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