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新生児を見かけて、娘の当時の姿を思い出して胸がじんわりと温かくなったオジさんがここに

昨日までの雨が上がり、今日はきれいに晴れました。でも、肌寒いままの一日でしたね。

さて、……

今日は車の定期点検のため、ディーラーに車を持ち込んだ。もう6年以上は乗っているけれど、まだまだ乗り続けるつもりである。営業の担当者にさりげなく新車のお買い得情報を伝えられたけれど、馬耳東風と聞き流した。

今は、ガソリン車とEVの境目の時期だと認識している。いずれガソリン車は衰退していくだろう。一方で、まだEVは黎明期を脱したとは言えない。

更に技術が進歩して普及しないと、値段的にも性能面でもガソリン車に優位とは言えず、手も出しづらい。それもあって今の車に乗り続ける選択となる。

点検時間は1時間半ほど。ディーラーで出されるコーヒーは美味しいので、それもありがたく飲んでいたところ、新生児を連れた若夫婦が入店してきて、隣のテーブル席に座った。

大きさから新生児だと判断したのだけど、私が娘を育てている頃は、新生児は免疫力が強くなく、床上げまでは家の外に出さないのが普通だったと認識している。今はそうじゃないのかと、ちょっと驚いた。

まだ泣き声も弱々しい。でも、もう少し大きくなったら声量も3倍にはなるよな、等と考えながら眺めていた。

あやすお父さんの抱き方がまだこわごわとしていて、見ていた私も若干不安になる。肩と首の下から斜めに腕を通して反対側の腰まで手を伸ばせば、首が据わっていなくても片手で抱けるのに、と小姑のようなことを考える。

もっとも、女性ならともかく見知らぬ初老のオジさんがツカツカと歩み寄ってアドバイス等は控えるべきだと弁えており、ただ見ているしかなかったのだけど。

ジェンダー問題についても昨今はいろいろと議論がなされそれなりに理解されているとは思いつつ、この方面で男が口を出すことには抵抗がある方も多いと思っている。これはこれで一つの論点ではないかと思っている。

新生児の白目は少し青みがかっている。これは世の中の俗塵に染まっていないからだと聞いたことがある。

ビックリしたときに腕をブルブルッと震わせるモロー反射もしていたな、そう言えば、娘は日サロに入っていたな、ということも思い出した。

日サロというのは、娘の場合新生児黄疸が強かったために受けた光線療法のことを指している。

胎内から出て空気呼吸を始めた際の血液成分の切り替えのためとはいえ、目隠しをされて裸で緑の光を浴びている姿はちょっと痛々しい感じもしたが、今はすっかり元気である。

この程度には育児経験のあるオジさんがいることについて、世の中の認識が深まるだけでも、赤ちゃんはもっと生きやすくなると思っている。

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