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家の購入手続⑦(引越業者の手配)

新居を買っても、寝ている間に小人さんが家財を運んではくれない。当然、引越業者の手配が必要になる。

ご記憶にある方もおられると思うが、実はわが家が新居に引越した前年に、某大手引越業者の過大請求が発覚した。そのため、その業者が新規受注を停止したことで需要が供給を上回り、引越したくても引越せない状況が現出した。

特に、進学や転勤の重なる翌春の引越しは大変だったと聞いており、私も引越し業者をどうしようかと考えた。その時点では、その大手業者の復帰がハッキリしていなかったのだ。

私が思いついたのは、住宅販売会社の発注先を使うことであった。住宅販売会社は、販売する住宅での生活イメージを見学者が持ちやすくなるよう、その住宅に家具を運び込みモデルルーム的に装うことがある。

当然、そこには引越し業者の介在があると考えた私は、住宅販売会社の担当者と交渉した。その結果、彼らが持つ家具移動の枠を分けてもらうことに成功した。

引越しは業者との一期一会であるが故に、残念ながら作業が雑な業者も存在する。その点で、引越し業者の優良顧客である住宅販売会社を通して話ができたのは、物理的なマンパワーの確保においても、引越し業者のより良い対応が期待できる点においても、良かったと思っている。

傷をつけてはならない新築の住宅への家具の搬出入に慣れた業者だったので、作業は極めて丁寧であり、全体を通じて危なさを感じることもなかった。

これまでの引越しで痛い目に遭った方には、このようなルートもあることをお伝えしたい。

読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。