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風邪引きさんの音声入力

今日は想定より早く仕事が終わったので、明るいうちに帰宅の途につくことができました。率直に嬉しいです。

さて、……

この週末、旅の疲れ・年度末の疲れに加えて、風邪をひいてしまっていた。そのため、noteの執筆についても思うようには進まず、音声入力でできないかと思ってやってみた。

しかしながら、風邪声だと残念なことに入力が思うようにできない。厳密に言うと、できる部分とできない部分があって、できない部分がかなり多くなってしまう。

音声入力というと、昔はたくさんのテキストを読ませられた。それでその人の声を判別するようにしていたことを思うと、いきなり風邪声でしゃべっても7割程度は正しく変換できるのだから大したものだとも言える。

AIの進化もあって、ある程度は日本語の似たような言葉に変換する機能が頑張ってくれているのは間違いない。まったく意味不明の音声をそのまま単語として表示するようなことはない。ちょっと前まで考えられなかったところだと思う。

それでも、7割くらいの正答率だと改めて文字を追って修正するのにかなりの時間が取られてしまう。それでも最初から手入力するよりはやはり楽だと思う。

音声入力の重要さについては、私はかなり重みを持って受け止めている。というのは、将来自分が年を取って指が思うように動かなくなった時に、パソコンの操作もできなくなることは十分あり得ると思っているからだ。

キーボードが打てなくなっても、音声で何とか入力できるのではないかと思って期待していたのだけど、音声入力を実際にやっているうちにあることに気付いた。それは、年寄りになると滑舌も悪くなるということ。

こうなると、パソコン側での聞き取り能力では限界が出てくるだろうことが容易に想像される。滑舌の問題は、高齢化が進む日本ではいずれもっと取り上げられるようになるだろう。

少々SFチックになるけれど、人が脳内で思い浮かべた単語を何らかの方法でPC側が読み取って、それを入力できるようにならないかと考える。そうなれば、滑舌問題は回避できるからだ。

今は手で修文できるけれど、それができなくなった時のことを常に頭の片隅に置く必要はあるはず。そうしておかないと、本当にそうなったときに困ってしまうだろうし。

ちなみに、今ちょっと咳払いをしてしまったのだけど、咳払いは音声認識されない。それぐらいの分別? はPC側にもあるようである。

かゆいところに手が届く技術の開発が進むことで、我々も安心して年を取ることができる。まだ早いと思っているけれど、もう遅いよりはマシであろう。

お読み頂き、ありがとうございました。

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