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サラリーマン評価の2ルートについて

今日は時折雨の混じる天候でした。中途半端に降るとかえって持ち物や通勤経路の判断に迷うこととなります。今日はどうしようかと結構悩むこととなりました。

さて、……。

サラリーマンには異動が付き物である。事業部制の会社の場合、事業部を跨った異動は珍しい。上司のトップが変わることも滅多には起こらないため、究極のトップは準トップ時代も含めるとしばらく変わらないことが多いだろう。

そこまでではなくても、若い頃に経験したいくつかの部署の中で向き不向きが判断されることが多い。そして段々◯◯畑という部署に紐づいた異動が多くなる。

この辺り、人事担当部署に確認しても軽々に肯定することはない。でも、何となくそうであることを私達は経験的に知っている(と思う)。

異動は、本人の適性を伸ばす狙いとともに、業務の幅を広げる狙いもあるとされる。この二つを冷静に重ね合わせれば「何でもあり」ということになるのだけど、多くの場合、適性を伸ばす側に力点が置かれていると感じることが多い。不適合リスクを考えれば、当然そうなるのはあなたもお分かりだと思う。

そして、私たちには上司・同僚・先輩・後輩が大抵いる。それらの方々が入り混じって職場が形成されているのだけど、当然異動や急な退職などもあり、固定メンバーというわけではない。少しずつ入れ替わっていく。

こういう中でサラリーマンは社歴を重ねていくこととなる。そうすると、人事の評価とは別に、社内の評価というのができ上がっていく。そして、社内の評価の方が自
実際の業務を進める上で役立つことが多い。

要は「◯◯部門で成果を上げて、今度はそれに関連する部門で更に上のポジションに就かせるかを試されている」ということよりも「◯◯部門で成果は上げたけど、部下が何人か鬱で休職した」あるいは「◯◯部門で成果を上げられたのは、同窓の◯◯事業部長が根回しされたかららしい」という話の方が、その人と付き合う時の対応を決めやすいということ。

このように、サラリーマンの評価は公式と非公式の2ルートがあると考えた方が分かりやすい。オフィシャルにはアンオフィシャル、上に政策あれば下に対策あり、といった感じであろうか(少し違うかもw)。

非公式の方が上司や後輩といった多面的な意見が含まれるため、断然興味深いことは間違いない。このあたりもご理解頂けるものと信じる。

お読み頂き、ありがとうございました。

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