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『京言葉?~報われなくても~』(掛け合い台詞)
「失礼致します、君菊にございます。」
「おぉ、よう来たなぁ、君菊。はよ、お入り。」
「へぇ。そいでは、失礼致します。」
(ゆるりとした動作で中へ入り、襖をしめる。」
「雪ノ屋の大旦那はん、本日は、逢い状をおおきにどした。お呼び頂けて嬉しおす。」
「君菊は売れっ子になってしもうたからな。なかなか呼べへんかった。」
「まぁ、大旦那はん、そないなことあらしまへんぇ。うちはずーっと大旦那はんか
(和な掛合い?台詞)『生まれ変わりというものがあるならば…。』
「火がまわってきよったか。此の城も、最早これまで。登子、御前は逃げよ。」
「殿、それは、出来ませぬ。妾は最後まで殿と御一緒に参りまする。」
「馬鹿を申すな!御前は女子だ。儂と共に果つる事はない!」
「フフッ…妾は、遠野隆之が妻。幼き頃より空け者と言われた、貴方の妻にござりまする。もう、何年も空け者の傍に居りますれば、その私も空け者。空けの妻らしゅうに逝かせて下さりませ。」
「登子。まことに
「重幸様、何処にか御座しまするか?妾の好きなあの花が咲きまする。御約束下さいましたな、お庭にありまする、あの桜木が咲く頃に妾の御側に在ると必ず在ると。重幸様。薄紅色の花が満開に御座いまする。妾の御側で眺めて下さっていらっしゃいまするか?御逢いしとう御座ります。はよう、妾の元に…」
(京言葉風掛け合い?)「そんなん、悩みにもならしまへん!」
「何を言うてはりますのん?もう一度言うておみ。」
「いや、人生いうんは儘ならんもんやなぁ言うたんや。」
「はぁ…あほらしい。」
「なんや?あほらしいて!わしかて悩む時くらいあるわ!」
「そんなん、悩みにもならしまへん!ええどすか?人生いうんは儘ならへんもんどす!そないなこと言うてはったら、世の中、みぃんな悩んどらなあきまへん!若旦那、この清菊かて、儘ならへん事は仰山ありますぇ!そやかて、悩
(掛け合い?台詞)「其の命、預かる。」
「あな、おかしな事を申される。最初に申したではござりませぬか。あなたの大事なものをいただきますると…。」
「それが、某の命だとは聞いてはおらぬ!謀ったか!呪術師!」
「お黙りなされませ!妾は申した、大事なものと!あなたは命が大事だとは思われないのでござりましょうや?」
「命は大事じゃが、一番だの二番だのの中には入らぬものではないか!命をくれてやるわけには参らぬ。某には果たさねばならぬ事がある
噂とは真しやかに流れるが、それを信ずるか信じまいかは人の心根次第だと、我は思うのじゃが、お主はどう思う?
(和台詞?)「私が居なくなったあとは…」(掛け合い?)
「私にはわかりません。瞳子(とうこ)姉上は許嫁であった、日向 重泰(ひなた しげやす)殿を先の戦で亡くされたばかり。なのに父上の命(めい)で直ぐに嫁ぎ先を決められ、それを承知なさったなんて。」
「彰子(あきこ)、私も武家の娘。女は家のために動かなくてはなりません。重泰様の事は確かに辛い事。でもね、彰子、私は武家の娘としての道を選んだの。政治の道具として嫁ぐとしてもそこでもしかしたら幸せな人生を切
(台詞?)「願い事3つ」
願い事を3つあげろと言われれば・・・これだろうか・・。
一つ目は・・お前の幸せだ。
お前ときたら我慢ばかりしてるからちゃんと幸せにしてやりたいと思う。
して欲しい事ががあればちゃんと言えよ。じゃねぇと伝わらない事もある。
二つ目は・・お前とこれからも一緒にいられるといいと思う。
つまりは、お前と生涯共にありたいと思うってこった。
いちいち、聞くんじゃねぇよ。は、恥ずかしいだろうが・・・