#恥文
言葉に出来なかった想い。悲しいほどに空虚な空。そう見えてしまうのは僕の心が後悔してるから。あの時、何故、貴女に一言「愛してる」と言えなかったのだろう。もし、あの時。貴女に言えていたら。貴女は僕の元を去る事はなかったのではないだろうか。貴女を手離してしまった僕は何て愚かなんだろう。
「僕たちの恋は…。」
雨が僕を打ち付ける。今は、それでいい。涙を隠すにはちょうどいい。君からのメール。送られてきたのは「さようなら」。前日に会った時から何となく予感めいたものはあった。当たらなければいい。そう願ってた。でも、当たってしまった。訳もわからずに、僕たちの恋は君のたった一言で終わりをつげた。