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140文字の駄文

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詠んで頂けたら、何かの形で表現して頂けたら幸せます。連絡頂けたら、飛んで参ります。
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2018年11月の記事一覧

『いかないで』「私をおいていかないで。」あなたに縋る私の手を、まだ温かなあなたの掌が包む。苦しい息の中、あなたは私に言う。「待ってるから…ゆっくり…おいで…。」優しい微笑みをくれる。苦しいはずなのに…私を気遣ってくれる。私の我が儘に答えて、優しい微笑みを称えゆっくりと瞳を閉じる。

『告げる月光』

月があなたを照す。照らされたあなたの横顔を眺めた。儚げなその横顔が逸そう儚く見えて…ああ、あなたがもうすぐ居なくなることを告げている様に思えた。私の視線に気付いたあなたは私に告げる。「あと何度、君とこうやって並んで月が見れるかな…。」悲しげな瞳で私を見つめた…。

君の優しさに甘えてた。君にその事を告げた時君は優しい微笑みを称え言ってくれた。「甘えていいんだよ。男だからそれがダメなんて思わないで。男でも女でも疲れた時は甘えていいんだよ。大人だろうと子供の様に甘えたっていいんだよ。」君は優しいどこまでも優しい。もう少しだけ君の優しさに甘えよう