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構造化思考の薦め

世の中にはいろいろな思考法があります。
書籍等を購入し学んでみたもののなかなか使いこなせず、
頭を悩ませている人も多いと思います。
私もその1人であり、書籍を買い漁るも、仕事で活かせず悩んでいました。

そんな中で出会った本が、
「構造化思考トレーニング」 著者:中島将貴さん

とても丁寧にわかりやすく、実際の現場でも使いやすい内容であると感じたため
概要を紹介したいと思います!

構造化思考って何?どんな時に使えるの

構造化思考とは、

最初に正しくゴールを設定し、ゴールに向けた論理構造を整理する」

考え方です。

目指すべきゴールを明確にすることで、
・行きあったりばったりなアプローチをなくすことができ、
・解決しようとしている内容に対して、綻びや欠点の少ないアプローチができる
といったメリットがあるのがこの考え方です。

どんな仕事にも到達すべき成果や目標があると思います。
(日常生活で取り組みたいことにも)
この考え方はその目標に達成するために必要なことを、体系的に整理し、目指す行動を明確にするものです。

構造化思考の出発点「キークエスチョン」

構造化思考の出発点になるのが「キークエスチョン」の概念です。
目指すべきゴールを疑問形で表現した形式です。
まずはゴールを、

・誰がどのような状態になっている必要があるかを意識してゴール設定します。
・そしてそれを疑問形に言い換えます。(この疑問型がキークエスチョン)

ゴールを疑問形にすることで、今後の整理がスムーズになります。

キークエスチョンを分解する

キークエスチョンを設定した後は、論点を分解していきます。
ピラミッド構造で分解し、論理のつながり&論理の漏れをなくしていきます。
ここはロジカルシンキングと少し似ているかもしれません。

筆者は、論理の分解の仕方として4つの方法を表現していました。
①文章で区切る。
キークエスチョンの文書を区切って、論点を分解する方法。

②フレームワークを活用する方法
3Cや4P等のビジネスフレームワークを活用し、キークエスチョンを分解する方法

③前提条件で分解する方法
論点を「そもそもどうなの?」という観点から分解する方法

④通念的概念を利用して分解する方法
MECEであると考えられている概念を利用して、分解する手法

この上記4つの方法を用い、キークエスチョンをこれ以上分解できないところまで
ピラミッドツリー形式で分解していきます。

MECEのやり方は人それぞれあると思うので、自分に合ったやり方を実践すればいいと思います!

紙等に書き出した後は、関係を見ながら自身でさらに整理し行動に落としていきます。

まとめ

以上が構造化思考の概要です。
具体なステップを書いてないので、少しイメージがつきづらいかもしれません。
書籍は、具体的な事例とともにステップを丁寧に説明してますので
ぜひ、書籍を参考にしてください。

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