父、暴走。ときどき死にかける。
大騒ぎが日常化している父。
あるとき、3度死にかけたと大騒ぎしていたことがあった。
どうせ大したことはないだろうと思いながらも、暇だったので聞いてみることにした。
3度というのはどれも飛行機内のことである。
1度目は、離陸走行中にドアがいきなりバーンと開いたという。黒人の大きな男性3人が力を合わせてドアを閉めたらしい。
「見たぞ、あいつらはスゴイ」とのこと。
2度目は、胴体着陸。
車輪が出なくなり緊急で胴体着陸をしたとのこと。
例のごとく、頭を下げて…の姿勢をとったらしい