空港の写真から

今朝の海外ニュースで心に深く突き刺さったのは、ABC AustraliaでTravel bubble begins between Australia and New Zealandだった。

久しぶりにオーストラリアとニュージーランドを結ぶ航空便が飛び、1日で１万人以上の人々を運んだとニュースで報じていた。久しぶりの再会を喜ぶ人々のハグと感動の涙が映されていた。そしてニュージーランドのArdern首相もその喜びの空港を視察にきていた。

Ardern首相率いるニュージーランドのニュースは、このコロナ禍でよく話題になっていたし、ずっと見守ってきた。若い女性の首相は、国民に寄り添い人間味の溢れるメッセージを発信し、そして、的確な政策をタイミングよく打ち出してきたと思う。結果として、いち早くTravel bubbleという旅行業界の人にとっては、”やっとトンネルの先に出口が見えてきた”状態になったのだと思う。

遅かれ、早かれ、Travel bubbleと呼ばれる旅行バブルが日本にも来るだろう。でも、日本の場合は先が見えない。そうこうしている内に、体力がどんどん奪われてしまう旅行業界の人がとても多いと思う。私の友人達も何とか持ちこたえている。もう少し！あともう少し！だよね？！と声をかけながら。

記憶の配当

今朝のニュースに触発されて、Google photoで”空港”と検索して過去の空港にまつわる写真を眺めていた。旅が大好きで、海外出張も多い方だったからたくさんの空港の写真が出てきた。そして少し涙も出た。

このチェックインした時は出産前だったな〜とか、空港での小さい息子達の可愛い姿とか、子育てを暫し夫に任せて、一人で海外出張に出かける前の空港のロビーとか。

旅と経験にお金をかけてきたので、今は有り難い事に”記憶の配当”をいただいて、豊かに生活をしている。

Travel bubbleが来たら、いっぱい旅と経験にお金を使えるように"Travel bubble貯金”を始めたいと思う。