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近鉄「ひのとり」に乗ってみた
今日は大切な用事で大阪に向かっている。
どれどれ、久しぶりにnoteでも書いてみようか?
自分の記事は何度も読むけど、人の記事を読んでいないので、みんながどんな記事を書いていらっしゃるのかわからない。
ごめんなさい。
さてと、11:00ちょうど、名古屋発の「ひのとり」に乗車したのだが、今回は、初めて「プレミアムシート」なるものに座ってみた。
私はいつものごとく、近鉄のホームにあるコーヒーショップで380円のコーヒーを買って乗り込んだのだが、なんと!プレミアムシートの出入り口に、200円でカップコーヒーが買える自販機があるではないか!
初心者あるある。知らなかった(涙)
気を取り直して、スーツケースをロッカーに入れようと悪戦苦闘するも、鍵の掛け方がわからず断念。
しようと思ったら、普通の鍵のロッカーも2箇所あってセーフ。
![](https://assets.st-note.com/img/1644638590578-RJ0kWBgPmn.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1644634513872-zh7WuuSa0J.jpg?width=1200)
私は、そちらに荷物を預けて、指定の席に座る。
車両は、快適な温度に設定されていて、婆婆シャツを着込んで来た私にとっては、暑い!ので、出発する前からトイレに入って用を足したついでに、婆婆シャツは脱いだ。
いつもは、イヤホンでラジオを聴きながらTwitterなどをして過ごす電車の時間なのだが、今回は、ポイ活(トリマ)をやりながらなので、音が重なって聞けない。
したがって、車窓を見たり、一緒の車両に乗っている人を観察したりして楽しんでみることにする。
プレミアムシートは!全部で、7列。
1列に3シートだから、21席。
1〜3列目まで混み合っていて、私は3列目。
名古屋から津までは、4人家族が隣に座っていた。
お父さんは、携帯電話でイヤホンを聴きながら、iPadで何かみていた。
お母さんは、ずーっとiPhoneを触っていて、
小学生の子供たちも騒がず静かに座っていた。
現代の親子っぽい。
私も子育て中にiPhoneがあったら、子供たちはゲームして、私はiPhoneばっかり見ていただろうなー。
個人個人が楽しむ電車。
私が子供の頃は、もっと車内がザワザワしていて、うちの親子なんて、トランプして大声で遊んでた〜。今なら、大迷惑!
その親子の前は、タピオカを持ち込んできたギャル2人組。
そのお隣は、一人で乗り込んできたおじさん。
このおじさんが、名古屋〜津までの間、落ち着かないで、バタバタしている。
トイレに立ったり、自販機へ行ったり、出たり入ったり。
指をポキポキ鳴らしたり。
静かな車内では、目立つ存在。
私は一人シートでリクライニングを最大限に倒してみた。
うん。腰に負担はかからない。快適だ。
窓の外は、大きなお家が立ち並ぶエリアに入った。
母家があって、離れが2〜3つと、倉があるようなお屋敷。
あんな広い家、暮らしにくいだろうなぁ。
やっぱり私は都会の小さなアパート暮らしが気に入っている。
良かったなぁと、しみじみ想いにふける。
昔は、移動中に車窓から風景を眺めるのが好きだったけど、今は、もっぱら携帯電話でSNSをみたり、ブログを読んだり、ラジオを聴いたりしていますねー。
時代になっていると言うか、すっかり普通の人になっていますね。
こんな時代に、車窓を楽しめる人って素敵だなって思うけど、きっと私には難しいわねー。
なーんて思いつつ過ごしていると、
1番前のタピオカ女子が、バタバタおじさんに何か言われてる。
よく聞くと、「化粧はやめなさい。」と言われている模様。
タピオカ女子は、お化粧のコンパクトに指を差し、「これ?」とジェスチャー。
あーあ。せっかく700円も追加料金払って、プレミアムシートに乗ったのに。快適な旅をイメージしていただろうに。
よりによって、バタバタうるさい上に、小言まで言ってくるおじさんのお隣になっちゃうなんて。なんてくじ運の悪い子たちなの。かわいそうにー。
などと思いながら私はその3つ後ろの席で、その一部始終を観察する。
なんとなく嫌な気持ちになったので(もちろん、電車の中でお化粧するのはお行儀悪いのかもしれないけれど、通勤電車の満員電車じゃないし、誰にも迷惑かけてないんだから、それくらいいいじゃんねー。)
なんとなく、背もたれの保温ボタンを押してみた。
空調がかなり効いていて、車内は暖かく、ばばシャツを脱ぎ捨てた私なのに、シートをあっためてみた。
ぬうーーん。ぬうーーん。
私のシートは次第に温まってきて、なんだかいい気持ちに。
外からは太陽が見え隠れして、ほんわりとあったかい。
うとうとと眠り始めた時、鶴橋に着いた。
お!鶴橋はやっぱりなんか好き。
窓の下に見える、鶴橋の所狭しと並ぶお店を見ながら、そろそろ私もおりる支度をしよう。
ロッカーから荷物を下ろすのをちゃんと忘れずに、終点の難波駅で私は降りた。
車窓を眺めたり、同じ車両の人たちの行動を観察したり、シートで遊んだりと、楽しい旅となった。
あ、車内で販売されていた、記念乗車券2,000円もちゃっかり買ったよ
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