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Red Velvet 'Psycho' が狂おしいほど好きで半年間ずっと聴き続けているというお話
こんにちは。タイトルからして暑苦しいですね。
わたしはK-POPが好きな女性です。
という会話の切り出しかたをすると、「ああ、BTSとか?」「推しはどのグループの誰なの?」「韓国で音楽番組の観覧とか行った?」という返しが帰ってくることが多いのですが、そのたびに「ゴメン、違うんだよ…韓国行ったこと無いし推しも特に居ないしボーイズグループ興味ないのだよゴメン…」と申し訳ない気持ちになるので、なるべくリアル生活では言わないようにしています。(SNSでもあまり頻繁にはつぶやいていないかも)
まずわたしがK-POPを好きになったきっかけはいつで何がはじまりなんだろう、とTwitterの過去ログをたった今少し調べてみたら、積極的につぶやきだしているのは2012年頃だと分かった。
ここで韓流の歴史をつらつら書いても仕方がないのだけど、いわゆる「第二次韓流ブーム」
が起きたのが2011年頃。年末の紅白歌合戦で少女時代のみなさまが美しいおみ足を駆使して華麗に歌い踊っていた時ですよ。
その時は平熱な距離感で、リアルタイムで熱狂していたとか言うことでもなかった記憶があるけれども、いわゆるブームが少しだけ落ち着いた2012年頃、少女時代の日本版デビューアルバム「GIRLS' GENERATION」をTSUTAYAで借りて聴いたのが沼にハマったきっかけだったように思う。
ぱっと見で「今までこの島国には居なかった」とわかるビジュアルと、気合いの入りまくったエッジィな楽曲、ゴリ押し云々抜きにしてもみんな骨抜きにされるわな。と思いましたよね。
ちなみに、このアルバムでいちばん好きなのは「The Great Escape」。何年経ってもひたすらにかっこいい。
はぁかっこいい。。。(何度目)
はい、そんなこんなでわたしはすっかりコリアン・ミュージックの沼と一体化したのです(8年ぐらいすっ飛ばしたけどこれぐらい飛ばさないと永遠に終わらないので許してください)。
そうそう、「Psycho」の話をする前にわたしのK-POPとの距離感との関わり方をいちおう説明しておくと、
・基本的に楽曲派(数年前までちょこちょこライブにも行ってましたが最近はとんとサボってます)
・基本的にガールズグループにしか興味がない30代女性→勿論超有名なボーイズグループぐらいは聴きますが、その割合も微々たるもの。
・基本的に推しというものが特に無い。とにかく曲が良ければメジャーでもマイナーでもOK。とにかく何でも聴く。
こういうヲタなのです。自分でもマイノリティなのは分かりきっているので、同じような趣旨を持つヲタ友達をつくるのは半ば諦めて、ひとりでMVを見たり好きなブロガーさんの記事を読んでムフムフしたりしているのです。
はい、そんなわたしがここ半年定期的に聴かないとそれこそPsychoになっちゃう曲がこちらです。(前置き長かった・・・)
少女時代パイセンと同じ事務所(韓国で一番大手)で、現在唯一活動中の女子グループとして馬車馬のように働いて会社を支えているRed Velvetちゃんの2020年5月現在の最新曲であります。
はじめに一聴した時に思いましたね、「これアレや…!れどべるちゃんの集大成的なやつや…!」って。
彼女たちは2014年デビュー。Red Velvetというグループ名は「強烈で魅惑的な色である赤(レッド)と、女性らしくて柔らかいイメージのベルベットのように、色があり洗練された音楽とパフォーマンスで全世界を魅了する」という意味が込められている(ココwiki引用) らしいのですが、つまりスーパー雑に表現すると、「明るい曲と暗い曲、両方できるのよ」ってことです。雑なのは承知済みなのでツッコミは受け付けません。
わたしはデビューの時からこのれどべるちゃんというグループをなんとなく追いかけていてですね(といってもアルバム聴いてギャーギャー言ってるだけなんですけど)、色々と素敵な曲があるのですけれど、
こういう(いい意味で)おバカで健康的な(でもどこか狂ってる)曲を出すこともあれば、
こういう大人っぽい毒っけのある曲を出すこともあって。
ファンの方たちはそれぞれお気に入りの曲があるかと思いますが、わたしは後者の「闇(病み)べるべっとちゃん」側の曲でカムバック(K-POP用語:アルバムをリリースすることを韓国では大仰に「カムバ」と表現する)すると、よっしゃ!!とガッツポーズしてしまう派なんですよね。
そんな中で2019年の年末にカムバした「Psycho」、闇べるべっとちゃんの曲の中でも最高峰ではないのか・・・!と思って、ずるずると飽きもせず半年経っても聴き続けているという訳です。
何故こんなに聴き続けられるんだろう、と少しカラッポの頭で考えたんですが、「聴き終わっても何か物足りない感」があるよな。という感想になるんですが。
音数の少ないイントロから、徐々に盛り上がっていき、唐突にあっけなく曲が終わってしまう。
このいい意味での物足りなさが中毒性を生むのかも。と思ったりしました。
ちなみにこのアルバムでのカムバックは、2019年の年末に行われた「SBS歌謡大祭典」という韓国の大型音楽番組でのリハーサル時、メンバーのウェンディちゃん(MVでは金髪の子です)が舞台から2.5m下の地面に落下するという痛ましい事故が起きてしまい、結果的に非常に短い期間の活動になってしまいました。本来であれば、最低でも数週間は色々な音楽番組や年末特番に出て素晴らしいパフォーマンスを見られる筈だったのに・・・(韓国エンタメのズサンなアレコレはここでは語りません。多すぎるし怒りに震えるので。)
このような悲しい出来事が起きたことも、私がMVを見たりアルバムを聴き続ける要因のひとつなのかもしれません。
ここ数年は、K-POPに関する悲しいニュースがあまりにも多く、あまり熱狂的に追いかけていると自分の精神がやられてしまうということにもなりかねないので、適度に距離を保って楽しんでいるのですが、やはりたまに特大級の素晴らしい曲が出されると、ひとりムフムフとキモく盛り上がったりしてしまうのでした。
もしコリアン・ミュージックにどこか抵抗感をお持ちの方が居たら、ここに貼った曲からでもちょろっと聴いてみていただけると嬉しいなぁと思います。\たのしいよ!/
今度は、「K-POPっぽくないK-POP というかK-MUSIC」みたいなテーマでひとつ書いてみようかな。と思います。
そして半年経った今も療養中であろう、ウェンディちゃんの一日も早い心と体の健やかな回復を願ってやみません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。