年末年始に是非読んで欲しい漫画紹介 #アドベントカレンダー2021
ナカタニエイトさん企画の『アドべントカレンダー２０２１』。
12月も中旬に差しかかかろうとしていますね！
忘年会にクリスマスにあっという間に年末に——。
年末年始は友人と会ったり家族と過ごすのも素敵ですが、お家でゆっくり漫画を読むのもどうでしょうか？
年末年始に是非読んでほしいおすすめの漫画を紹介させていただきます！
湯神くんには友達がいない
主人公の湯神くんは、野球部のエースでありながら、空気を読もうとしないし、よくわからないこだわりが強くて、クラスでも部活でも浮いている。
転校生の綿貫ちひろは、何も知らないまま変人 湯神くんの隣の席になってしまう。ちひろは、湯神くんにふりまわされたり、時に助けられたりしながらも、少し変わった学生生活を送っていく——。
ゴーイングマイウェイな湯神くんの変人ぶりとその周りの普通そうに見えて個性が強いキャラクターたちのやりとりやストーリー展開が面白い！
湯神くんとちひろの関係性が少しずつ変化していく様子も、学生生活ならではの青春や感動もあり、年代や性別問わず楽しめる作品です。
月のお気に召すまま
主人公の歩（あゆむ）は、自分のことを出来る先輩だと思っているが、実はドジでおっちょこちょいで鈍感なポンコツ女子。周りにもそれがバレバレ。
一つ下の後輩 月（るな）はそんな歩に中学の時から一途に想いを寄せているが、鈍感な歩は全く気づかない——！
鈍感すぎる歩と素直になれない月のすれ違いが、油断していると吹き出してしまいそうになるくらい面白い。
不意に見せる月の切なそうな表情や歩が内心ドキドキしているシーンなど、きゅん！とする要素ももちろんあり、コメディ✖️恋愛の新感覚 恋愛漫画です。
GANTZ
主人公の玄野計（くろのけい）は、なんの取り柄もなく地味で無気力な高校生。
小学校の時の友人 加藤大と共に不慮の事故で死んでしまい、GANTZと呼ばれる謎の黒い球体に集められ、異星人を倒すミッションに挑んでいくことになる。
何より、絵が凄い——！
CGを使ってリアルに描かれた住宅街や新宿の街並みの中で奇妙な異星人とGANTZスーツを着た人間たちが闘うシーンは映画を見ているような臨場感があります。
次のページには何が起きているかわからないスリルな展開に目が離せません！
GANTZとは何なのか、主人公は生き返ることができるのか、大切なものを守ることができるのか。
読み始めたら止まらない超人気SFバトル漫画です。
スパデート
デザイン事務所を経営して多忙な日々を送る一之瀬朋哉は、大規模スパ施設で高校の同級生 ミウと再会する。ミウはスパ施設の案内係として勤務していた。
クラスで目立つ存在ではなかったが困っている人にさりげなく手を差し伸べて優しさで包み込むミウに、一之瀬は淡い恋心を抱いていた。
今度こそは彼女との距離を縮めたいと思う一之瀬だが、ミウは近々結婚する予定があることを知り——。
ふとしたこときっかけに学生時代にお互いがお互いに抱いていた印象や感情が紐解かれていく。もっと近づきたいと願うけれども、お互いにどこか一定の距離を保ってしまう。もどかしくて、切なくて、苦しくて、そして優しい。
読んでいると、自分の中の凝り固まったところがゆっくり解されていき、癒されていき、優しい気持ちになっていく。何度も読み返したくなる作品です。
ひつじの涙
周りには明るく振る舞って見せるが、”過去のある出来事”への罪悪感と責任感から食事も通らず部屋に引き篭もる日々を繰り返してしまう主人公の蓮見圭。
隣のアパートに引っ越してきた転校生 神崎京介はそのことを知り、過去の出来事のきっかけとなった『指輪』の在処を一緒に探していく——。
心の弱さ、それを支える周りの優しさ、前に進んでいく強さに胸打たれます。
ミステリー要素もあり、少女漫画の名作が多い白泉社の漫画の中でも一度読むとずっと心に残り続ける作品です。
かくかくしかじか
海月姫や東京タラレバ娘で有名な東村アキコ先生のエッセイ漫画。
宮崎で小さな美術教室を営む破天荒な恩師との出会い、美術教室での波乱の日々、絵を描くことと真剣に向き合わなくなってしまった大学時代、OLを経て漫画家になるまでの軌跡が東村先生ならではの面白い描写で描かれています。
描くことは、描き続けることは楽しいだけじゃない。苦しいことの方が多い。
自分で何かを創り出そうとしている人の胸をぐっと熱くする作品です。
おすすめしたい作品はもっとありますが、この記事を読んで一つでも読んでみたいと思う作品があったのなら嬉しいです。
明日のバトンは蜂賀 三月さんです！
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