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こどものひとこと

育児をされている人は1度はこどもに「すくわれた」と感じたことがあるのではないでしょうか?

私自身、長女【まめちゃん 4歳】に大変すくわれた一言があります。
あの瞬間のことは自身の後悔も含めて忘れないと思います…

次女【つぶちゃん 1歳】はちょっと癇癪持ち。自我が強いというか…なんというか…まだ1歳半ではありますが、長女とはあまりにも性格が違いすぎて、正直戸惑っていました。
夜泣きもある。癇癪ですぐ手をだす(ひっかく)。とにかく泣く…
朝まで寝たことなんて今も1度もありません。
そんな日々が続き、気がついたら私の心はどんどん疲弊していて、つぶちゃんの泣き声でドキドキしてしまう私。
笑うと天使(みんなそうか!(笑))ですが、
この子のイライラスイッチを押さないように、押さないように…と優先して接して、長女を見て見ぬふりしたこともあると思います。。。

反対にまめちゃんは赤ちゃん返りも大きくなく、つぶちゃんの面倒を見たり、一緒に遊ぶのもお手の物。もちろん時々お絵描きや積み木遊びの邪魔をされて怒ってはいますが、たとえば「あっちいって」など、コトバの攻撃も、手を出すこともほとんどありません。
しっかりしすぎて心配なくらいな長女ですが、そんなまめちゃんにまたしても母は救われました。

ある日、いつものとおりつぶちゃんご機嫌ナナメ。ごはんの準備もできず、トイレにもお風呂にもまともに行けず、「抱っこ」という言うわりに抱っこすると嫌がって…の繰り返し。
内心「いいかげんにして!」の感情が伝わってしまったのか…
ギューすると、思いっきり顔を引っかかれて目の横を大きめに切って出血…(3ヵ月経ちますが痕アリです。。。)
もう、どこかへ消えてしまいたい、明日目が覚めなければいいのに…とすら思っていた数日内だったので、血だらけの自分の顔をみて感情が「無」になっていました。
※夫さん仕事でまだ帰宅前の出来事。

そんなこんなでもやることはやらなくちゃいけなくて、
夫も帰ってきて、ぜ~んぶ終わって、つぶちゃんが泣きすぎて寝た後(めったにない奇跡日)、まめちゃんに抱っこをせがまれて抱っこしました。

何を思ったか「つぶちゃんのこと好き?」と聞いてしまった私。
そしたら二つ返事で「すっごくだいすきだよ~♪」
と返してもらいました。。。

我に返って猛烈に反省!!!!!なんちゅーこと聞いてる私!!!!!?
その返答によって目が覚めました。
違う答えだったらどうだったのか…でも、きっとまめちゃんはそういうとわかっていて、その答えが欲しくて聞いたんだと思います。

毎日何十回も「愛してる」と「スキ」を伝え続けている私が…
なぜ聞いたのか…いや、聞いちゃダメだろ。。。。
夫に全部話して、そんなこと言ってしまってごめんなさい。。。と言って…
(もしまめちゃんのメンタルに変化があったらいけないので共有しました)

でも、実際の私は猛烈に反省したと同時に半泣きになり、そして心が洗われた気持ちになりました。

正直下の子に手がかかっているのが事実。
でも、まめちゃんはお母さんはつぶちゃんばっかり!などの負の感情より、「つぶちゃん大好き」が勝っているのだな、素敵だな。。。と。

まめちゃんがいてくれて、つぶちゃんがいてくれて…
未熟な私が少しずつ母にならせてもらっている日々。。。
子供の一言一言に支えてもらっています。

※この数日内に「つぶちゃんのこと(のほう)が好きなの?」と言われ、しっかりゆっくりお話しましたが(笑)

その日以降、気持ちの落ち方がかなりかわりました。
二人育児のしんどさから、負の波が大きくて飲み込まれそうになっていた私が、少しずつ少しずつ…

まめちゃん、ありがとう。


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