米諜報機関による新型コロナウイルスの起源の調査「バイデン報告書」機密部分公開
G20サミット(主要20か国の首脳会議)の始まった10月30日、8月末に非機密部分の概要が公開されていた、アメリカ諜報機関による新型コロナウイルスの起源の調査報告書(以下、バイデン報告書)の機密部分が公開となりました。
概要については発表当日にわたしのnoteで全訳を公開し、その解説も書きました。新しい報告書では、アメリカの諜報機関が、中国が生物兵器を開発していたという説や武漢ウイルス研究所からの漏洩説に否定的である理由について、また新型コロナウイルスの発生時期についてどう考えているかについても書いています。
今日は初めてこの報告書について読む人にも分かるよう言葉を補いながら、生物兵器説や研究所漏洩説についての評価を中心にお届けします。
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