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新型コロナにあえぐ巨大歓楽街を歩くー貧困と犯罪と女性

わたしの勤めるベルンハルトノホト熱帯医学研究所は、アムステルダムに次ぐ、ヨーロッパ第2の歓楽街「レイパーバーン」から、100メートル足らずのところにある。

一時期、この近くに住んでいたことがあった。

ミャンマーに住んでヘビ毒の研究をしているちょっと変わり者の(でもとても素敵な)教授からまた借りした、レイパーバーンを囲んではす向かいの場所にあるアパートだ。

熱帯感染症というと細菌やウイルス、せいぜい寄生虫を思い浮かべる人が多いと思うが、ヘビ毒もれっきとした熱帯感染症だ。毎年、ヘビに噛まれるひとは450万人から540万人。そのうち180万人から270万人が発症し、8万1000人から13万8000人が亡くなる。またその3倍以上の人が、手足切断や失明などの後遺症に苦しむこともあり、最近では「忘れられた熱帯感染症(neglected tropical disease)のひとつとして特に注目を浴びている。

わたしの通勤は、爬虫類の本だらけのアパートを出て、夜の匂いの残るこのレイパーバーンを、毎朝自転車で横断していく格好になった。

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新型コロナにあえぐ巨大歓楽街を歩くー貧困と犯罪と女性

村中璃子 Riko Muranaka

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